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07 21

原発-小出情報など20110721

7/21(木)毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞本社論説委員の近藤伸二さんの案内で放送されました。

 原発事故のニュース、鳥取県は、農家が宮城県産の放射能を含むわらを購入していたことが分かりました。88.5トン購入し、鳥取、中国地方に牛の流通が確認されています。国には120ベクレル/kgのセシウムで規制値以下と言うのですが、鳥取の農家が宮城から買っていたのは意外なことなのです。

 農水副大臣、規制値以上の肉は国が買い上げることを検討しています。暫定規制値以上のものを買い上げ、焼却処分する方針です。福島以外にも全頭検査を拡大します。

 関電高浜1号機が定期検診になり、関電の原発の半分以上(11基中7基)が停止しました。去年並みの猛暑だと、関電は供給力が下回ると言っています。関西の節電5~15%の数値がバラバラに混在しています。近藤さん、利用者には分かりにくい(どうしたらいいか)とのコメントがありました。

 そして小出先生のお話、リスナーの質問で、一番たくさん来ているのが、半減期8日のヨウ素131がまだ東京都下水に出ています
。府中市、足立などで増加していることについて、問題は「ヨウ素だけでなく、セシウムとの比率」で、もともと事故当時はヨウ素はセシウムの10倍あり、今は130日で、1/1000にはなり、1/3万にはなっているはずで、なら、セシウムは1/3000ある可能性があり、下水の汚泥にはヨウ素、セシウムが残っており、残っても不思議ではないのです。継続してたくさんのヨウ素が原発から出ているのではないのです。


 イタリアのミラノの人からの質問で、肉牛の汚染なら、乳牛も汚染され、豚、鶏も汚染されているのでは、というのは「もちろん」、豚も、鶏も汚れていて、今は牛が稲わらを食べて問題になり、事故当時、屋外にあったものを食べていたら同じく汚染されているのです。肉牛、全頭検査がいるかについては、手間がかかり、しかし1000頭単位で、やったほうが良いとのことです。


 千葉のリスナーから、福島から海に出た汚染水、雨となり、陸に戻る可能性について、「もちろんある」、海から蒸発して、トリチウム、水素(放射能つき)が水になり、海水が蒸発して雲になると、雨になり陸に戻ります。福島から出た放射能はそうして循環して回ってきます。


 人工放射線核種と天然の違い、人工のものと違うかについて、放射能=放射性物質で、人体に入ると代謝は物質ごとに違う、ヨウ素は人間に必要で甲状腺に集まる、天然のヨウ素は放射能なし、それでホルモンを作るのですが、放射能を持つヨウ素が出て、人間には放射能の有無は区別できず、放射能を持ったものも取り入れてがんになるのです。天然に放射能のあるヨウ素がないため、危険なのです。


今日のお話は以上です、また、お知らせいたします。

続いて、日本で活躍するバンドゥーラ(ウクライナの伝統楽器、日本の琵琶+ハープに当たる)奏者のナターリャ・グジーさんのお話がありました。ナターシャさん、6歳でチェルノブイリから3.5kmの自宅で被曝、日本に11年前に来て、日本語学校に通い、日本語をしゃべることができるようになったのです。


 チェルノブイリ、事故は夜中で何も知らずに寝ていて、翌日普通に生活していて、原発の火事を見た人もいたものの、政府は何も知らされず、知らされたのは翌日で、3日間避難せよと言われて、必ず戻れると言われて必要なものしか持たずに避難しました。そのまま25年、1回も帰っていません。住んでいた場所は放射能汚染がひどく家も壊されています。


 避難生活、各地を転々として、友達と離れ離れになり、好きなぬいぐるみを持って行けなかった、両親は将来の不安(お金の問題)を持ち、最終的にキエフに避難し、ゼロからの生活を始めたのです。知らない土地で生活せざるを得ず、国の援助は、プリピャチからの避難にバス2000台を動員、列車で避難した人は行きたいところに行け、であり、お金もなく、祖母のところに行き、事故の後、政府から家賃の安い家、交通手段の補助も最初はあったものの、時間とともに切られて、被曝した家族は苦しい状況にあり、被曝した子供から生まれる子供は障害を持っている、また、時間を経て病気になる人もいる、病気の子供が生まれると、自分たちの薬代+子供の薬代がかかり、国は援助がないのです。政府の責任による健診は2年に1回ありますが、病院に普通にいくには大変な金が要るのです。


 避難して転校し、そこに何とか慣れたものの、すぐには友達を作れない、仲良くなってもまた離れないといけない、という状況であり、心から喜べる状況にはありませんでした。チェルノブイリからの転校として、被爆した子供の給食は違うものになる(ビタミンのたくさん入ったもの)と、キエフのもともとの子供たちに不満もありました。大人になり、被曝した人と結婚させないとの偏見も出たのです。

 
 リスナーの質問、福島事故の一報を聞いた感想は、で、悲しくて、日本に来て、日本で地震が多く原発も多い、「チェルノブイリの経験を伝えないといけない悲劇をもう味わいたくないと思っていたのに、言葉が出ないほど悲しかった」のです。しかし、意味があって日本に来た、音楽を通してチェルノブイリを伝えたい、自分のやるべきことをやり、チェルノブイリの時に子供だったものとして、福島の子供、妊婦を助けたいとの気持ちであり、国の将来でもあるのです。遠く、安全なところに子供たちを避難させたいのです。


 その後、ナターシャさんの千と千尋の神隠しの主題歌を歌いました。


 リスナーより、多くの反響もありました。当時のつらさと今後の決意への賞賛もありました。リスクを知りつつ推し進めた政府への怒りもありました。福島のため、私たちに出来ることは、子供たちの健康への心配と、心の健康のことで、ナターシャさん、音楽に助けられた、今後福島に行く、子供たちを安全なところに避難させたいとの思いなのです。子供たちが心の傷を背負って生きることのないように、とのお話がありました。自分が、これをやることにより幸せ、希望を感じるものを見つけて欲しいとのお話でした。希望を持って生きてほしいとのことでした。


 以上、チェルノブイリの被曝を体験した人のお話でした。これをお伝えいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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