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09 01

フクイチ活火山帯 核燃マグマ処分 現在の技術水準では不可能

2011-09-01
〔フクシマ・NEWS〕 フクイチ活火山帯 核燃マグマ処分 現在の技術水準では不可能 東電の「工程」 「廃炉」に絶望感 

 「ドジョウ救い」を見事に決めた(?)NHKが1日、報じたところによりますと、東電は「事故収束後の廃炉に向けて、原子炉などにある溶けた燃料を9つの段階に分けて回収するとした作業工程を初めて示しました。原子炉の外に漏れ出した燃料の回収は海外でも例がないうえ、高い放射線量の対策も必要で、多くの課題が浮き彫りになりました」――のだそうだ。
 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110901/t10015283261000.html

 9段階の「廃炉」工程!……と聞くと、9つステップを踏めば「廃炉」に行きつく「エスカレーター」みたいなイメージが浮かんでしまう……。

 ところが――「最後に格納容器全体を水で満たし遠隔操作のロボットを使って燃料を取り出すなどとなっています。作業工程のうち原子炉の外に漏れ出した燃料の回収は、同じく燃料が溶けた1979年のアメリカ・スリーマイル島原発事故でも例がないうえ、高い放射線量の対策や高性能のロボットの開発など多くの課題が浮き彫りになっています。専門部会に出席した委員からは「国内外の知見を結集しないと必要な技術開発は難しい」「ほかの原発を使って作業の実証試験が必要だ」などの意見が相次ぎました」

 えっ?、「国内外の知見を結集しないと必要な技術開発は難しい」だと?

 廃炉のための「技術開発も難しい」しい――ということは、廃炉の実現は現段階では無理、というわけだ。

 つまり、階段を9つ、上がったところは、「お先真っ暗な」打つ手なしの世界!

 それって、たしかに「課題が浮き彫りになった」ことだよね! 「ドジョウ救い」さん!

 次に、NHKのようにごまかさない毎日新聞の報道。(太字強調は大沼)
 ⇒ http://mainichi.jp/select/today/news/20110901k0000m040124000c.html

 ・東電が31日示した福島第1原発事故の廃炉処理の作業計画は、米スリーマイル島原発事故処理を参考に、格納容器を水で満たした上で、溶融した核燃料を取り出すものだ。しかし、福島第1原発では格納容器の損傷が判明したため、格納容器を水で満たす「冠水(水棺)」を断念した経緯がある。高線量下での損傷部分の特定や止水作業、崩れた燃料の取り出しなど、実現の道のりは困難だ。

 ・東電から報告を受けたこの日の内閣府原子力委員会専門部会で、浅間一東大教授は「除染や原子炉内部の調査・補修など、さまざまな遠隔装置の導入が必要。日本は高度なロボット技術があるが、未知の領域が多く、英知を結集しなければ技術開発は難しい」と指摘。また、「高線量下の作業は、通常と比べはるかに時間がかかることを考慮すべきだ」(松村一弘日本原燃副社長)との意見もあった。

 ・岡本孝司東大教授(原子力工学)は「廃炉作業は、格納容器の漏えい部分を特定・閉塞(へいそく)し、容器を水で満たして放射線を遮蔽(しゃへい)することが必須。そのためには、原子炉建屋の汚染マップを作り、放射性物質を取り除く必要がある」と指摘する。東電は燃料取り出し時期は明らかにしていないが、岡本教授は「少なくとも10年はかかるだろう」と推測する。

 ―― 専門家もサジを投げているようだ……?!

 TBSの報道は視覚的でわかりやすい。(同)
 ⇒ http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4815441.html

 福島第一原発で起こった事故の中長期的な課題を検討する原子力安全委員会の専門部会で、東京電力は、溶けた燃料を原子炉から取り出す作業のイメージを初めて公表しました。

 東京電力が公表した計画では、まず原子炉建屋の中を十分に除染した上で格納容器下部などにある「漏れ」を止める工事を行います。次に格納容器が密閉されていることを確認したうえで水でひたし、圧力容器のふたをはずします。

 最終的にカメラや吸引装置などがついたロボットアームのようなものを使って溶けた燃料を取り出す計画となっていますが、東京電力は、「こうした作業のためには高度の技術開発が必要で、今後の現場調査によって適宜見直す必要がある」としています。

 読売新聞は?
 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110831-OYT1T00925.htm?from=top

 ただ、実際に原子炉を水没させるには、高濃度に汚染された建屋を、作業員が入れる水準まで丁寧に除染した上で、冷却水の注水を続けながら、同時に漏水部を補修するという難しい作業が求められる。核燃料回収の開始に1979年の米スリーマイル島(TMI)原発事故では6年かかった。今回は底部にたまった燃料の取り扱いが厄介なため、最低約10年は必要との見方も出ている。

 ―― 核の活火山「フクイチ」の核燃マグマは、もう手の施しようのない事態に陥っている。
 「原発」とはかくも恐ろしものなのだ!

Posted by 大沼安史 at 07:49 午前 | Permalink

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tomo

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ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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