09 15

国連、福島事故の検証報告を公表「国際的な監視システム必要」

国連、福島事故の検証報告を公表「国際的な監視システム必要」

2011/9/15 10:26【ニューヨーク=弟子丸幸子】国連は14日、福島第1原発事故に関する検証報告書を公表した。同様の事故に備え、放射性物質の拡散を瞬時に探知する世界規模での監視システム構築が必要と提言した。福島原発では「起き得る事故の可能性に関する想定が低すぎた」と指摘。日本で実施する健康被害に関する調査では「透明性の確保」が重要とし、国際機関の参画を求めた。
 検証報告は潘基文(バン・キムン)事務総長が作成を指示。国際原子力機関(IAEA)や国連食糧農業機関(FAO)など16国連機関が参加した。今月22日に国連本部で開く「原子力の安全性と核安全保障に関するハイレベル会合」における議論の土台となる。同会合には野田佳彦首相が出席する。

 原子力発電は世界29カ国で約440基が稼働しているが、報告書は原発の今後について「世界的なエネルギー需要を満たすため重要な役割を担い続ける」と強調した。

 ただ、放射能漏れの事故が起きた場合、周辺国が速やかに対策をとれるようリアルタイムで放射線量を測定し、警告を発する世界規模のシステムが必要と指摘。IAEAに導入を求めた。

 福島の事故で得た教訓として、事故の危険性や事故後の処理にかかる費用の想定が不十分だったと批判。稼働中、建設中の全原発でリスク評価を再検証すべきだとした。

 生態系バランスの変化や、風評被害がもたらす貿易制限が地域の発展や経済成長に悪影響をもたらす可能性も指摘。健康面への影響調査では「政府当局による評価の透明性と信頼性を確保するため、国際機関の関与が重要だ」とし、日本に第三者機関の受け入れを促した。



TITLE:
DATE:2011年9月15日(木)
URL:http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3E7E2E3948DE3E7E2EBE0E2E3E39790E3E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000
スポンサーサイト
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する

tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

池田知隆公式サイト
http://ikedatomotaka.main.jp/
E-mail; PEB00015@nifty.com

大阪自由大学サイト
http://kansai.main.jp/

プロフィール
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カレンダー
カウンター
QR

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ