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日本の政府は帰宅させ、米国務省は立ち入るなと勧告

日本の政府は帰宅させ、米国務省は立ち入るなと勧告

避難準備区域を解除 政府と県 除染計画策定を指導

原子力安全委員会は、30日、福島第一原発のプラントが安定状態にあることから広野町全域と田村、南相馬、楢葉、川内の4市町村の一部を対象とした緊急時避難準備区域の解除に ついて「差し支えない」とする意
見を政府に提出。

これを受け政府は原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)を開き、解除を正式決定した。解除時刻は本 部会議終了時の「9月30日午後6時11分」とした。
(福島民報 2011年10月1日)

広野町、田村市、南相馬市、楢葉町、川内村。すべて30km圏内か、30km圏内に一部入っています。
日本の政府が今まで緊急時避難準備区域に指定していた広野町、田村市、南相馬市、楢葉町、川内村には、たとえ指定が解除されても「立ち入ってはならない」と米国務省は勧告しているのです。

日本と違うところは、妊婦、子供はもちろん、高齢者(一般に米・英で高齢者とは65歳以上の人々)も「住んではいけない」人々の中に入っていることです。
日本では最初から高齢者は度外視されているようですが。

放射能に関しては“世界一寛容な国”だと思っていたアメリカでさえ、30km圏内には住んではいけないと警告。
80km圏内に1年以上住むことは、米政府としては容認しない、と明言しているのに、日本の政府は住民を帰してしまうのです。

自治体は自治体で、人口流出を恐れて住民が他県に容易に出られないように避難したい人たちを「応援しない」のです。

そして帰宅した住民に危険な除染作業をさせているのです。
将来どうなるか…
結果は見えています。

「除染の効果は限定的」。
何度、除染しても人間が安心して住むまでのレベルには落ちないでしょう。
福島県の都市部と違って、こうした地域は、もともとの線量が高すぎるのです。

福島県のテレビ局、福島民報を筆頭とする新聞社。
これほど酷い情報操作をする地方局、地方紙は全国を捜しても他にないでしょう。

福島県の人たちは、ローカルは観ないほうがいいです。
ペイテレビのニュース専門テレビなどから本当の情報を入手するべきです。

政府、官僚、いわゆる御用学者たちの仕事は、地を這うようにして「安全神話の残渣」を目を皿のようにして探すことだけです。
このままマインド・コントロールにかかったままでは、福島県の人たちは大変なことになります。間違いなく。

福島から、たった一人でもいいから、腹の座ったまともな政治家や、命をかけても事実を発信するジャーナリストが出てこないものか。
これは、まず最初に福島の議員、福島のメディアに関係する人たちが立ち上がってやらなれぱならないことです。

それなくして、どうして全国の世論喚起ができるというのか。
今、福島には誰一人として、そうした人間はいない。

【放射性ヨウ素の暫定基準値の指標】
甲状腺(等価)線量50mSv/年を基礎として、飲料水・牛乳・乳製品及び野菜類(根菜、芋類を除く。)の3つの食品カテゴリーについての指標です。
基準値は、チェルノブイリのように1回のイベントで汚染された食品をその後摂取し続けた場合の値です。
半減期に応じて汚染がどんどん減り続けることが前提なので、継続的な放射性物質の排出があるような場合には当てはまりません。
福島の事故は、現在でも4基の原発から放射性物質の排出が続いています。
排出量は爆発時よりは減ってきてはいますが、このまま摂取し続けていいものか疑問です。
【放射性セシウムの暫定基準値の指標】
指標値(目標値)を実効線量5mSv/年として暫定基準値を設定しています。

EUでは4月12日以降、日本から輸入される食品には日本の暫定規制値に合わせて基準値を引き下げました。
<放射性ヨウ素>は乳幼児食品100、乳製品300、その他食品2000
<放射性セシウム>は乳幼児用食品200、乳製品200、その他食品500 となっています。

EUとコーディクスは、輸入食品の基準値です。
輸入食品の基準値は、国内の食品は汚染されていないとして決められています。

全食品に対する輸入品の割合は10分の1なので、人体に影響する割合も10分の1ということで、基準値は10倍になっています。
参考: 国の暫定基準値は本当に高いのか?を考えてみた(食物編)

たべものの基準値の「ベラルーシ(子供)」は、ベビーフードなどの「子供がそのまま摂取する食品」の基準値です。
参考: チェルノブイリ原発事故:何が起きたのか (京都大学、今中哲二教授)

農水省作成の諸外国・地域が日本からの食品を規制処置している一覧です。
諸外国・地域の規制処置の一覧 (世界が拒否する日本の食品)

PDFファイルはこちらから (印刷等にお使いください)

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金吾 Eメール: fuhyohigai@yahoo.co.jp
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tomo

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