11 03

たね蒔きジャーナル20111102

11/2(水)永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、2号機で28日よりガス管理システムを稼働したら、格納容器の中に核分裂の生成物キセノン133,135が出ました。ウランが核分裂した時に出るもので、半減期は5日、9時間のものであり、臨界の可能性があり、東電は一時的な臨界は起こったかも知れないが、大規模な再臨界はないと言っています。ホウ酸を注入していますが、今日の測定でもキセノンも出ています。

 保安院に伝えられたのが、ホウ酸水を入れてから4時間後であり、今日の7時ごろに伝えられたのです。枝野氏、批判しています。

 そして、小出裕章先生のお話、この2号機のこと、格納容器内にキセノンがあったこと、核分裂で初めてできる核種であり、東電の検出したものはキセノン133と135、後者は9時間で半減するもので、事故の後原子炉が停止したなら今ないものなのです。それが出たのであれば、新しくできている=核分裂の証拠なのです。



リスナーより、核分裂の意味について、暴走かについて、それは違う、壊れた原子炉が核分裂の起こることはないと思ってきた、ある時に塩素38が検出され、核分裂の連鎖があるのですが、これは間違いであり、今回も間違いの可能性がある、事実か、測定が必要で、データを見たらわかるのに、塩素38の際は混乱していたが、ここまで来て間違える可能性は少なく、核分裂が起きている可能性はあるが、爆発はすぐにしない、ホウ素を入れた効果については未知なのです。ホウ酸で核分裂の連鎖を停止しようとしているのです。それの効果は未知なのです。


近藤さんより、最悪の事態になる可能性について、再臨界で原子炉の爆発は「多分」ない、核分裂がどういうスピードで起こるか、最悪は原爆であり、予期しない形で連鎖反応であり、しかしこれは長く続かない、局地的に偶然に起こっており、日本の原子炉はアメリカが作ったもので、原子炉の形が残っているときに連鎖反応がしやすく、原子炉が壊れたら連鎖反応はしにくいのです。原子炉は崩壊しており、核分裂は続かない(核分裂と想像できない)のです。しかし、熱が出て、条件が壊れて連鎖が止まり、また連鎖が始まるものの、ただちに爆発することはないのです。古い原子炉のため、助かっている、もんじゅだと、炉心がつぶれたら核分裂が進むのですが、軽水炉は連鎖でも爆発はないのです。


1,3号機も同じ臨界の可能性はあるが、それを調べるのも困難であり、よく分からないのです。


2号機、キセノンは初めて分析したもので、今まで出ていた可能性あり、放射線の測定は困難で、東電も間違えてきた、1,3号機も慎重に測定すべきなのです。


チェルノブイリの核暴走は、日本の原子炉と違い、暴走が起きやすい、日本の原子炉は暴走は起こりにくいが、融けやすいのです。しかし、暴走は起こりにくいのです。


東電は年内冷温停止と言っており、小出先生笑われて、この事実、冷温停止がばかげている、出来もしないことを彼らは言っている、収束に向かっているとアピールしたいだけであり、収束するための手段(電源)は手に入れたものの、彼らも思いもしなかったものが起きており、つまり、コントロールできていない(原子炉が融けることを想定していない、再臨界も想定していない)、想定していないことが次々起きているのです。


日本原子力学会、声明を発表し「原発の安全確保に貢献する」、「事態の解明、事故の収束を助ける活動を進めた」と言い、小出先生また失笑され、原子力は絶対安全だと旗を振ってきた責任を取ってほしいのです。それなしに自画自賛しているのが原子力村なのです。


今日のキセノンのお話、詳しく聞くことが出来ました、これをお伝えいたしました。


続いて、TPP亡国論を展開している京都大学大学院の中野剛志さんのお話がありました。中野さん、このタイトルで本を書かれています。


 中野さん、もともとは経産省の役人であり、自由貿易、TPPイケイケなのに、TPPは国を滅ぼす、ひどいことになると言い、リスナーより、結論を急ぎすぎと質問があり、誰も理解できないのです。説明するほど不信が広がり、今の議論はガス抜き、APECで参加すると表明するのです。議論がめちゃくちゃであり、なぜかと思うと、先週、毎日新聞がスクープをやり、政府の内部文書、APECで急ぐ理由は、アメリカがAPECで政権浮揚したい(来年の再選が危うい)、APECでやったら、アメリカ(のオバマ政権)に喜んでもらえるから、と言うのです。政府の内部文書で、これが急ぐ理由なのです。オバマ氏へ今しか持っていけない土産なのです。


 今日も討論会をやっており、TPPでアジアの成長を取り込まないと日本は生き残れないと言うものの、TPPに参加しても、経済規模で7割がアメリカ、2割日本という始末であり、GDPベースでは9割がアメリカと日本、つまり日米協定であり、中国、韓国、タイ、インドネシアも入っていない、この中で外需依存度が日本より低いのはアメリカのみ、他は貿易立国、国内市場が小さい=日本が輸出できないのです。アジアはない、成長を取り込めないのです。


輸出先はアメリカしかなく、アメリカは去年のAPECでアメリカへの輸入に期待するなと言っており、逆に輸出を倍増すると言っており、それは1ドル70円でないと達成しないのです。アメリカが自国のものをアジアに買わせる戦略なのです。陰謀ではなく、オバマ氏が普通に言っている、だから円が高くなっているのです。


近藤さん、経産省の役人というと愉快だが、内部文書、落としどころ、参加しないと取り消しが可能かについては、実質では不可能であり、外相も途中入って抜けられない、アメリカも途中抜けるなと言っているのです。参加して抜けたらいいというのは無理なのです。途中で抜けたら日米関係はグチャグチャ、途中で抜けたらオバマ氏の面目丸つぶれなのです。日本は信頼を失う、一旦交渉に参加したら、政治的に抜けられないのです。日米関係がおかしくなつてもいいかと脅しになっているのです。


兼ね合いで、安保論があり、普天間の状況、国を開くとアメリカに言うことは、TPPの話が10月に出てきたのは、普天間で日米関係がおかしくなり+尖閣問題が出て、アメリカに譲歩した、しかし、アメリカに守ってもらえるのではなく、外圧、日米同盟がなくなるとアメリカが思っていない、日米同盟はアメリカが経済的な利益にやっているのではなく、国防ではないのです。ギブアンドテイクではなく、米軍は命を懸けて戦うのは自国を守るためであり、経済のために米軍は闘わないのです。


民主党の総理が平成の開国と言い、TPPとの兼ね合いは、開国とは、日本の関税の平均はアメリカより低い、韓国より低い、農業も韓国より、EUより高い、食料をたくさん輸入しており、残り少ない関税を取っ払っても開国にならない、アメリカ企業が日本で仕事がしやすくなる、米韓FTAについて、韓国議会がもめて暴動になっている、これは韓国に不利だからで、しかし、日本はFTAでバスに乗り遅れるなと言っているが、アメリカの関税は低く、アメリカも日本も現地生産で、関税は関係ない、農協の共済、郵便局の簡保を差し出し、アメリカが入れる、排ガス規制をアメリカに有利にした、文化(放送法)も緩和、知的財産はアメリカの要求丸のみ、米も解放されるのです。


米だけ例外で進めようと言う考えはアメリカになく、貿易で例外なしにする、韓国は米を守るために降りたわけで、日本は、交渉で守ればいいと言うのは、輸出は伸びない、日本に有利な交渉は何もないのです。デフレを悪化させ、アメリカから極端に安いものが入り、TPPはデフレではだめ、失業者が増え、賃金が減る、農業、医療だけの問題ではないのです。アジアに輸出は、円高で出来ない、製造業も賃金が下がり、一旦入ったら抜けられない、日本では誰も得しないのです。責任は官僚が取らない、国民が取らされるのです。国民は決めていないのに、責任だけ取らされるのです。


総理は勝手に言っており、農業再生と言っていたのに、東北は再生どころではないのです。


この話、3~4時間どころか、24時間かかるかも知れないのです。しかし、次回時間を取った時には遅いかも知れないのです。いずれまた、中野さんが出られます。TPPの恐るべき中身をお知らせいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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