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12 07

たね蒔きジャーナル20111207

12/7(水)永岡です、毎日放送の「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。来週はこの番組、特集ウィークを予定しているそうで、いろいろな方と交渉中、鈴木宗男さんも出られるそうで、楽しみにしています。

 原発のニュース、美浜原発でトラブルで、11月9日に冷却水が漏れて、処理設備に流れて運転を続けたものの、漏れが増えて関電は運転停止であり、美浜2号機(加圧水型)の弁は圧力を一定にするもので、定期検査より10日早く止められました。福井の11基あり、間もなく全部停止です。


 そして、小出先生のお話、美浜のトラブルについて、
小出先生も今聞いたばかりで、パッキンの破損があり、1か月前になぜ報道しなかったのか、通常はバルブは漏れないものであり、それが増えて廃液処理できなくなった、もっと早く言わなかったか(近藤さん、時期が悪かったと突っ込み)のです。事故の初期で情報を出すのが原則なのに、福井県は何と言っているのか、なのです。しかし、福井県は聞いていた模様であり、福井県が発表すべきなのです。


 汚染水(福島)の漏れ、処理施設から漏れて、150リットル海に流出し、今まで何トンと言う単位であり、リットルで、ドラム缶1本弱なのですが、放射能の総量は260億ベクレルであり、かなりの量であり、「高濃度に汚染された水が漏れたわけで」、1リットルで4.5億ベクレル、通常の300万!倍であり、事故がなくても排水に放射能が出る、その300万倍で、東電は海水で薄められて、健康被害はないと言っており、小出先生失笑されて、ものを言いたくなくなる、放射能は海に流してはいけない、地下からもっと漏れていると言っており、今回は見えたところから漏れたから騒いでいるので、漏れても分からないところから漏れて、150リットルのみの話ではない、海は希釈効果はあるものの、それでも底にいる生物には影響があるのです。

 
 海の魚、食べて食べられて、コウナゴという小さいものが汚れ、だんだん大きな魚の汚染になるのです。


 福島事故の原因、東電は津波と言い、小出先生は地震の影響もあったと言われて、地震で損傷していたら、原発政策の意味が変わる、地震で配管が壊れた可能性、保安院が東電社員の聞き取りで、初期対応時に、ベント時に、蒸気を逃がす配管が地震で壊れて操作が難しくなったという事項があり、「もちろん大きい」、全所停電(ブラックアウト)で事故になったものの、津波の前に地震で壊れて、津波が決定的と思うものの、地震による損傷もあり、原発の地震による損傷を考えたくない国、電力会社が隠している模様なのです。この証言は、どう検証されるか、ベントで、ボンベとつなぐ配管が壊れて、しかし、それでも水素爆発は防げなかった、ベントが水素爆発の引き金の可能性もあり、ベントなしでも水素は漏れて、防げなかったのです。ベントが事故をどうしたかは判断が難しい、しかし、やりたい操作ができなかったことは検証しないといけないのです。東電はこの配管の耐震性を低くしていた模様で、配管の耐震性は場所により違い、重要でないものは耐震を低くする=金のため、ベントバルブは使う気もなく、ポーズで付けたもので、耐震性はないのです。


 今日は耐震性で重要なお話がありました、これを、お伝えいたしました。


続いて、チェルノブイリのベラルーシとウクライナを視察された福島大学の小山さん(農業経営が専門)の電話出演がありました。小山さん、10/31~11/7にロシアへ行かれました。


 農政学者の見たチェルノブイリの現実で、福島で農業経営を研究され、地元の農家の声は、3月12日より原子力災害で、農地の汚染マップ、検査も穴だらけ、何とか復興に向けて頑張っているものの、厳しいデータが出て、しっかりとした汚染マップを作り、作付出来るところと、ダメなところをはっきりさせないといけないのです。今後の目途が立てば選択もあるが、除染以外の方向性がないのです。


 小山さん、30人でチェルノブイリに行かれて、事故から25年、具体的に25年でどこまで復興できるか、食品は、文献だけでなく調べられました。除染をウクライナもベラルーシもしておらず、農地、森林はしていない、放射能汚染が高く、プルトニウム、ストロンチウム汚染は78万ヘクタール(日本の農地の17%)が立ち入り禁止で、汚染は日本と違うものの、難しいところは確定して除染せず、農産物に吸収しない農業をしています。農地は国有地で、私有財産がなく、賠償の問題がロシアではないのです。除染はコストがかかる、面積も広く、汚染の高いのは国立公園で、低いところは工夫して農産物を作っているのです。


 作物もなにをやるか、国が農家に情報を出しています。除染の有効性は、農地は除染したら、表土が薄く使えない、除染したらただの大地で、除染して金を使っても食べられる農作物が作れず、あきらめている、汚染マップを国が作り、ゾーンニングを国を作り、居住できないところ、農業の出来ないところ、パスポートで、4年ごとに何を作っていいか、調べているのです。


 福島で、導入したいシステムは、何を作付していいか、同じ水田でも500ベクレルの隣で10ベクレルもある、出来たものの検査だけでなく、作る前の検査が必要なのです。今は同心円でやっていますが、この畑、となりと、小さい単位で考えないといけない(地質、水の入り方、山の状況で米に入り方が違う)のです。5000ベクレルの土地で20しか入らないところ、その逆もあり、細かく作ると、金が要るが、そうしないと農地は生き返らないのです。代表的なゾーンニングも必要で、田んぼ1つずつ空間線量を測り、山に囲まれると線量が高い、砂地も入りやすい、そういう重点的な検査が必要なのです。


 ベラルーシでは農地1枚ずつの汚染マップを作り、汚染が激しいとウォッカ専門(加工でセシウムが減る)、バイオディーゼル(口に入らない)にする、測って、何を作付するかで、今は自由に作らせて、出来てから測ると漏れるものがあるのです。


 今の日本は農産物で出来てから測ると、全部汚染されていると思われる、山に近い、棚田の田んぼは汚染され、農地1枚ずつ測らないといけないのです。それを福島県、東電も方針を変える動きはなく、国が分析センターを作らないといけない(ベラルーシはそれをやっている)のです。住民もウクライナ、ベラルーシで被曝を測っているのです。放射能教育もあるのです。


 近藤さん、除染せずでも、やっていることは細かいと言われ、これでロシアでは基準値を超える農産物は出なくなり、何重もの体制で、日本は出荷の時のみだが、今後も続くので、農地の汚染マップは必要なのです。


 小山さんのお話、農水省は視察には来ているものの、理解しているのに、実施していない、米が作れないなら他の品目もある、土壌の汚染を農家は知りたいのです。


 一般の住宅の除染は、一部やっているものの、住宅は壊してそこに埋めるのがロシアで、日本では高圧洗浄で、これで流されると放射能がどこかへ行く、そのため穴に埋めて、その上に建てる、ウクライナ、ベラルーシは社会主義国で、国が建てなおしている、あるいは別のアパートに引っ越ししているのです。日本と違うのです。


 農産物、風評被害があり、消費するのはいやと言うと福島の人に悪いが、怖いものは怖い、生産者と消費者にいい関係がないと水野さんが言い、消費者が加害者と言うのがおかしいと小山さん言われて、風評被害と言うと、消費者と農家の対立に矮小化され、両方被害者で、安全検査に不備があり、それを変えないといけないのです。作物が出来てからでは遅いのです。


 今年は3月の事故、4月の作付けで時間がなかった、来年は国が汚染マップを作らないといけない、ウクライナとベラルーシは25年たってもやっている、今やった方が、後のためなのです。


 福島の農業専門家の方の、貴重なお話を聞けました、これを、お伝えいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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