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福島原発事故の原因は地震」事故調査・検証委員会の報告案固まる/ルモンド紙(12月8日)

「福島原発事故の原因は地震」事故調査・検証委員会の報告案固まる/ルモンド紙(12月8日)

政府による「東京電力 福島原子力発電所の事故調査・検証委員会」(畑村洋太郎委員長)は、福島原発事故の原因を津波ではなく地震だったと結論している―同委員会が中間報告書を発表する12月26日を前に、報告書案の骨子が漏れ聞こえ始めている。これは、12月2日に発表した報告書で事故の直接的原因を13メートルに及ぶ津波だったと主張している東京電力にとって悪い知らせだ。


東京電力の主張は全く説得力がないと見なされている。委員の一人をつとめる九州大学の吉岡斉(ひとし)副学長は、「(東京電力の主張は)仮説以上の何者でもない」と考えている。委員会は中間報告書の中で、原発の配管に深刻な損害を引き起こしたのは、むしろ津波の前にやってきた地震だったと述べる予定だ。

「仮に津波への防御があったとしても、何も問題が起きなかったと証明する事実は何も無いのです。」

アエラ誌の記者、吉岡氏は言う。12人いる委員の大多数が同意見だ。

委員会は福島原発第四号基の設計にたずさわった技師の一人、田中三彦氏からの聞き取りを予定している。田中氏は9月に雑誌「科学」に発表した論文の中で、東京電力が5月15日にコンピューター上で行った事故のシュミレーション結果を分析している。この結果は日本政府を通じて国際原子力機関(IAEA)にも報告された。しかし、東京電力が報告した時系列による水位と圧力の変化は事故発生時のものと異なっていた。数ある情報源の中でも技術者の手によるノートを重視する田中氏は、実際のデータによれば、配管が津波の到達前に既にひどい損壊を受けていたとしか考えられない、と言う。大波の前に冷却装置の機能は既に失われていたのだろう。

1997年以来、大きな地震の後には原発事故が起きると予見して来た地震学者の石橋克彦も、同じ説を主張している。

「地震、そしておそらく液状化現象によって、原発の基礎と配管網に直接損壊が起きたと考えられます。」

石橋氏は4月、ルモンド紙にこう述べた。

東京電力は、耐震基準が見直され原発の設計自体を見直すことを余儀なくされることを恐れ、地震が事故の原因だと認めたがらない。もし耐震基準が見直されれば、原発の再稼働は数年先に延期されるからだ。

(要約・一部編集)

(Philippe Mesmer, « Séisme ou tsunami : quelle est la cause de l’accident de Fukushima ? », Le Monde, 2011.12.08)
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