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脳が小さくなる ・・・鳥と人はまったく同じ立場だ

【脳が小さくなる ・・・鳥と人はまったく同じ立場だ】
東日本震災:福島原発、放射線の被害は? ツバメの巣で影響調査--山階鳥類研究所 /福島

(毎日新聞 2011年12月27日 地方版)
 福島第1原発事故で放出された放射性物質の鳥類への影響を調べるため、「山階鳥類研究所」(千葉県我孫子市)が日本各地で今年できたツバメの巣の収集を始めた。チェルノブイリ原発事故ではツバメで奇形の発生などが報告されているが、放射線が野生動物へ及ぼす影響の研究は進んでおらず、「調査で影響解明の手掛かりをつかみたい」という。

 鳥類は食物連鎖の頂点の一つに位置しており、餌を通して濃縮された放射性物質を口にし内部被ばくする可能性がある。特にツバメは放射性物質の集まりやすい水たまりの泥で巣を作るため、ヒナに大きな被害を及ぼすと懸念されている。


 同研究所はツバメの巣に含まれる放射性物質を測定することで、ツバメの汚染状況を推定し、生態系への影響を知る手掛かりにする。福島県を中心に全国の野鳥の会の会員らに呼びかけ、巣があった場所や周辺の環境などの記録を巣と一緒に送ってもらう。集めた巣は国立環境研究所で測定し、各地点の汚染度合いを調べる。

 86年のチェルノブイリ原発事故では、周辺に生息するツバメで白血球の減少や脳の容積の縮小、個体数の減少などが報告され、25年たった今も影響が出ている という。

 問い合わせは同研究所自然誌研究室(04・7182・1101)。【清水勝、神保圭作】

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http://onodekita.sblo.jp/article/52612963.html
2011年12月30日
「虫や鳥や木が消え始めたら、次は人間が消えていく番だ」
南風椎の「森日記」から
森はまだ生きているのだろうか2011.07.27 Wednesday

この森に住みはじめて10年になる。
ここ数年は本来の仕事を再開したので、森に出ることは少なくなっていた。
でもそれまでの6,7年間は一年中毎日朝から外に出て、里山仕事、野良仕事、庭仕事をやっていた。だから四季それぞれこの森のどこで何が起きていて、ぼくが何をしなければならないか、は完璧に把握していた。

ところが3.11以降、森はすっかり顔が変わってしまった。
ぼくが知っている森ではなくなったのだ。
小鳥がこなくなったことは震災の一週間後に「沈黙の春?」という日記で書いた。状況はその後も変わっていない。小鳥たちは皆無ではないけど、ごくたまに1,2羽見かけるだけ。以前のように群れをなして飛んでくることはなくなった。

夏になってからはセミがいない。去年も酷暑のせいでセミが少ないと書いたが、今年は少ないのではなく、いないと言ってもいい。しかし皆無ではない。ときどきカナカナが一羽、ミンミンが二羽とか鳴いているのが聞こえるくらい。数えられるのがさみしいね。東京からきた小学生が「うるさーい!」と両耳をおさえるようなセミ時雨の森だったのに。

この森の蚊は数が非常に多く凶暴であると、日記に書いたことがある。
蚊もいなくなった。おとといは試しにノースリーブのTシャツに半ズボンという無謀きわまりない出で立ちで、森を20分ほど散歩した。去年までなら全身腫れ上がるほど刺されただろうに、両足を一カ所ずつ刺されただけだった。蚊が皆無でないとわかってほっとしたほどだ。

アゲハなどの蝶はわりに見かける。つい最近まで何ヶ月も安全なサナギに包まれていたからではないだろうか。

クモの巣がなくなった。去年までは家の周りを歩くのにも、長い棒を持って巣を払いながらじゃなきゃ歩けないほどクモたちはたくさんの巣を張りめぐらせていた。
今年は低い木陰をのぞきこんで探しても見つからない。皆無だ。
クモ自体が消えたのか、巣を張ってもつかまる虫がいないためやめてしまったのかはわからない。

この森が異常な事態であることは断言してもいい。
街のコンクリートやアスファルトに積もった放射能は雨が流してくれるけど、土や草むらに降る放射能は積もり続けるので危険だとも聞いた。
森は土と草むらの上に乗っかっているものなのだ。

昔教わった生態学の基礎の基礎はこうだった。
「虫や鳥や木が消え始めたら、次は人間が消えていく番だ」

ぼくたちは今、知らされているよりはるかに大きな危機の中で茫然と立ち尽くしているだけなんじゃないか、という思いは日々強くなっている

2011.12.30(金)の熊日朝刊

 なぜ、原因不明なのでしょうか。もちろんまちがいかもしれませんが、放射能の影響も考えられると書くべきではないかと私には思えます。

Atmospheric dispersion of radionuclides from the Fukushima-Daichii nuclear
power plant

 このように、非常に広範囲にわたって汚染されています。もちろん、シベリアさえ例外ではありません。なぜ、放射能が予想される被害については、「風評」「原因不明」としか記事にならないのでしょうか。

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 そして、その影響は海外にも及んでいます。

これは、ドングリの不作を指摘している記事(米国)


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EX-SKF-JP から
日本語文のみ採用させていただきました。いつもありがとうございます。

アラスカのアザラシの原因不明の病気、福島からの放射能の影響を調査
ロイター通信(2011年12月27日)シアトル発-アラスカの科学者達は、アラスカのアザラシが日本の福島原発からの放射能で病気になっているかどうかを調査している。
病気の、あるいは死亡したワモンアザラシが7月から数十匹、アラスカの北極圏海岸に打ち上げられているが、これらのアザラシは原因不明の病気による後足ひれからの出血、鼻と目の周りの皮膚の炎症、毛皮の毛が抜ける、などの症状を見せている。
最初、生物学者たちは何らかのウィルス性の病気だろうと考えていたが、そのウィルスを特定することは現在まで出来ておらず、放射能が原因の一つかどうかのテストが現在行われている。
「セント・ローレンス島の近くで捕獲された病気のアザラシから取った体組織のサンプルを受け取りました。放射能を調べてくれ、という要望です」、というのは、アラスカ大学フェアバンクス校の海洋科学研究所のジョン・ケリー名誉教授。
「地元の人々の間では、これは福島原発の事故と何らかの関係があるのではないか、という心配が出ている」、と教授は言う。
「テストの結果が出るのは早くても数週間後になる。」
米国太平洋岸では、3月の日本での地震と津波以降、水の検査では特に通常より高い放射能は検出されていない。この地震と津波によって福島原発で複数のメルトダウンが起こり、周辺地域から数万人の人が避難を余儀なくされた。
米国の海洋・大気庁(NOAA)、野生動物庁はここ数週間、病気のアザラシの原因究明に当たっているが、現在までのところ答は出ていない。

写真の解説によると、アザラシの症状は後ひれの出血、口内出血、抜け毛、鼻と目の周りの皮膚の炎症。このようなアザラシが、7月の下旬から打ち上げられるようになった、とのことです。写真を見る限り、抜け毛などという生易しいものではなく、毛がほとんど残っていない状態のように見えます。なんともかわいそうな姿です。


 日本各地、そして世界で何が起きているのでしょう。本当にフクシマは収束したのでしょうか。
タグ:P
posted by いんちょう at 08:00 | Comment(5) | 原子力
この記事へのコメント
福岡ですが、毎冬来て、ミカン争奪戦を繰り広げていたヒヨドリたちが一羽も来ません。

恐怖を覚えるほどに凄まじい数居たスズメが、10羽も見かけません。
冗談ごとじゃない、次は人間だ、と体で感じます。
Posted by 平木なおり at 2011年12月30日 09:49

以前twitterでも申し上げましたが、

阪神間在住です。
ベランダに鳩除けまで作って困っていたのに、
この春からまったく来なくなりました。

大通りを挟んで公園、アパートの後ろは駅の立地です。
駅ホームにも、鳩がいません。
カラスは一か月に2度くらいベランダに来ますし、駅ホームにも時々います。

鳩はどうしたんでしょう?!本当に怖いです!

Posted by プリン at 2011年12月30日 12:54

今年の10月ごろに、荒川に一匹のあざらしがあらわれて、人気を博し、志木市から住民票をもらう、というニュースがありましたが、あのあざらしも、この写真のあざらしと同じように、毛が抜け落ち、専門家が皮膚病でしょう、とコメントしていたのを思い出しました。
もちろん、原因は不明とされていました。
遠くアラスカのあざらしでさえ病気になっちゃうくらいなのですから、関東のあざらしはいわずもがなです。。

Posted by tea fore at 2011年12月30日 13:32

阪急京都線沿いです。
ヒヨドリ、すずめ、メジロ、ツグミが、今年はまったく来ません。
Posted by にょん at 2011年12月30日 17:07

チェルノブイリのときも、雛鳥の数が激減するということがあったようです。

http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20110706/1309971310
Posted by Eisberg at 2011年12月30日 17:54
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tomo

Author:tomo
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