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たね蒔きジャーナル20120104

1/4(水)永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。
 原発のニュース、政治が、原発についてどこまで真剣みを持って言っているのか、と近藤さんの指摘、新党きづなについて語りました。
 環境省、汚染除去の拠点を福島のビルに開設で、汚染廃棄物の処理などをやります。事務所に70人、市町村の支援を行い、3月末から本格的な稼働です。
 東電の社長、反省すべきところは反省し、去年は天地がひっくり返った、賠償、合理化などに前進できたと言い、進みとる姿勢という訓示をしています。
福島の高橋所長も訓示を行っています。健康大事などと言うことです。第1,2原発は400人程度から3000人に戻ります。

 そして、小出先生のお話
、3月14日以来小出先生のお話をこの番組で聞いてきたのですが、本当のことも分かった日々であると水野さん言われました。


 直接放射能の被害にあった人、年が変わっても変化はなく、ずっと闘わないといけない、どんな気持ちで支えつつ暮らすべきか、小出先生、「分からない」、相手が悪すぎる、こっちが気持ちを強く持てば乗り越えられるのではない、相手はへこたれない、どうやって身を守るか、子供を守るかを考えないといけない。汚染したら手の打ちようがないから原発は止めろと言って来た、どうしていいか分からない、本当なら逃げるしかない、国が人々を逃げさせないといけないのに、国にその気がない、人々が汚染に向き合わないといけない、途方に暮れるが、子供のため、食べ物に気を付ける、子供のため除染する、と言うことなのです。


 このまだだと春に54基全部止まり、その際、小出先生の40年の孤独な戦いについて聞きたく、しかし小出先生、何ということもない、利益を得ようとして、犠牲を他人に押し付けるのがいやで原子力に反対してきた、原発が元気のためにいるなら、必要なところ=東京、大阪に建てろと言うことなのです。それなら認める余地はあるが、東電は福島、柏崎、青森に原発を立てる会社で、正気の沙汰ではない、それが日本を代表する企業なのが不愉快なのです。


 小出先生が反対を始めたのは、原発が東海、敦賀、美浜の3つだけで、マスコミがこれから原子力と言っていたのです。あまりに強大な力で推進される中、小出先生、原子力をやりたくて、初めは歓迎、しかし、東北大学、仙台に原発を建てない(60km離れたところの女川)、都会では原発の危険を引き受けられない、原発は過疎地に建てるしかないと分かり、それを認めてはいけないとなったのです。


 近藤さん、企業、政治も一体化し、利権も絡み、その中に原子力があり、小出先生がすさまじい敵と向かい合い、人間は悲しみの中に品格があり、それが小出先生を支えてきたのではと指摘し、ギリギリのところで立ち止まると言われ、それに対して小出先生、負け続けて、発電所の立地を狙われた人が倒れて、悲しみはある、しかし本人はぬるま湯、温泉の環境で、誰からも指図されず、迫害もないとのことでした。しかし、近藤さん、何ということはないことはない、自身、顔を立てなおしてと近藤さん言われると、何ということはない生き方をしてきた、これからは分からない、最終的な敗北をした、それからどう立ち直るか、敗北の責任があり、自分に何が出来るか、若い人に汚染を残したことが責任なのです。


 近藤さん、言葉に気を付けてものを言いたいと言われて、水野さん、小出先生が敗北の責任のため何が出来るかと言われて、自分も考えると言うことでした。


 今年も、私の体力の限り、小出先生のお話をお届けいたします。


続いて、2012年最初のゲスト、震災以降福島におられる僧侶、作家の玄侑宗久(そうきゅう)さんのお話がありました。玄侑さん、福島の三春町(原発から45km西)のところにいらっしゃいます。桜の有名なところです。


 玄侑さん、この番組に初登場で、日本初の天然記念物の桜がここなのです。竹下総理の故郷創生資金で7000万円桜に使ったところです。桜は変わらず咲いているが、見に来るのは県内の人だけでした。自然がいつもと変わらないので、よけいに違いが目立つのです。


 福島の人は、先行きが見えないのを悲観して自殺する人が増えており、大阪にはそういうニュースはあまり入らないのですが、宮城と岩手では自殺者が3~5月は変わらず、しかし福島は4割増えているのです。事故から2カ月で5人、玄侑さんの周りで自殺されています(今後の見通しが見えないから)。


 この際に玄侑さん、自殺は他の人にしっかり分かる理由でやるものではない、竜巻のようなもので、4つの方向からの風が吹くと竜巻になるのです。


 近藤さん、毎日新聞で国は誠を示すべきと言われて、しかし国がウソつきであり、先が見えないどころか疑心暗鬼であり、県民の思いはどうかと聞かれて、玄侑さん、昨年末までに除染計画を立てて、今年初めから国の予算でやる予定なのに、「絵に描いた餅」であり、現場に来ていない人間がシナリオを描き、やろうとして水道なし、そういうことが、デスクワークをしている人には分からないのです。


 福島から逃げると言う考えについて、逃げている人は徐々に増えており、全国に避難した人のアンケートは、30歳未満は、半分以上は戻らないと表明しており、日本の真ん中に穴が開くのです。原発立地町村の人は何としても戻ると言うものの、若者が戻らず町は成り立たないのです。


 近藤さん、逃げて生き延びることもありと指摘され、逃げた人を非難してはいけないと玄侑さん言われました。しかし、出るときに役場に言わない、新聞を止めてくれとの連絡で分かると言うことなのです。また、一家の離散もあり、出ていく人と残った人の分断があり、残った人でも、地元の米・野菜を食べるかで分断される、小さい子を抱えていると別のものを食べる、年よりは地元のものを食べる、そういう分断もあるのです。家族が思いを一つに出来ないのです。


 家族も傷を負いつつ生きているのです。出る人、残る人、自分の行動は肯定したく、残った人は放射能を過小に考え、出た人は過大に考えると言うことで、正当な判断がないのです。本当は一つになり、国に要求しないといけないのに、分断されるのです。


 近藤さん、原発を所有する資格が日本にあるのかと玄侑さんが書かれたこと、元旦から震度4であり、辰年の辰に雲をつけて「震」、日本人は災害の対応力があり、節電も出来る、原発は何十年かけてやるのではなく、一気に減らすべきと言われました。それが日本人で、時間をかけてやるのが日本人ではないとのことでした。


 玄侑さん、「無常の力」と言う本を書かれて、どう生きたらいいか、途方に暮れる中、今の世の中はマニフェスト、しっかりした計画など、考えている内容が重んじられるのに、それが訴えたものが安全神話であり、絶対に自信を持つのがおかしいのです。自分はこう考えると、揺らいでいい、世界が無常に変わる、ある考えをもつ自分が無常である、絶対にこうというのは無常に反する、科学、技術の態度が、事故が起きないと想定を停止した、これが罪の根源である、絶対と理解できるものはない、想定を超えるもので、揺らいでいい、それが方丈記に出るのです。


 これで時間でした。また、玄侑さんのお話があると思われます、これを、お伝えいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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