01 06

元原発検査員「3号機の爆発は核爆発だ」。電力会社が言ってきた『安全』は、現実には不十分

(友人のメールから)
元原発検査員「3号機の爆発は核爆発だ」。電力会社が言ってきた『安全』は、現実には不十分
2012-01-06 09:27:40NEW ! pochifxの投稿
テーマ:吸い込んで応援
http://nikkan-spa.jp/106058
元原発検査員「3号機の爆発は核爆発だ」
2012.01.05 ニュース

福島第一原発の事故を受けて、原発の安全性への不安が広がっている。これまで「原発批判」と言えば、もともと反原発の考えを持った人々が中心だった。ところが福島原発の事故以後、これまで原発推進に尽力してきた人々が原発批判を始めている。元原発検査員、元電力会社社員などが、隠されてきた事実を内部にいた彼らが暴き出す!

◆元原発検査員が証言!福島原発3号機の爆発はピカドン(核爆発)だった!!

藤原節男氏「福島第一原発3号機で3月14日に起きた爆発はピカドン(核爆発)だ!!」

そう語るのは、’10年の春まで日本原子力安全基盤機構(JNES)で原発検査員を務めていた藤原節男氏。原発の施設と運用について隅々まで知る専門家の一人だ。

「3号機の爆発では、一度ピカっと炎が出た後、ドーンと黒煙がまっすぐ建屋上方へと立ち上っています。水素爆発であんな黒い煙は出ません。キノコ雲の形状といい、核爆発の現象に酷似している」

しかし、政府、東電の発表では、原子炉内部は安定を取り戻してきているはずだが?

「重要な放射能飛散原因は、使用済み燃料プールです」

彼は一原発を陸側から写した航空写真を取り出した。

「建屋上部フレームは、使用済み燃料プールの場所が吹っ飛んでいます。プール内で爆発が起こり、そこにあった燃料棒は飛び散ってしまったと思われます」

だが、たとえ使用済み燃料が溶融して下に溜まっても、果たしてそれで核爆発は起きるのだろうか。

「3号機の燃料プール内では、爆発が生じるまでに冷却水が少なくなり、ジルカロイ・水反応で水素が発生。上方の燃料被覆管が溶けて、中のペレットはブロック崩し状態。プール内が原子炉さながら、小出力で臨界状態となって水が沸騰したと思われます。そして、プール水面上方で水素爆発。その圧力で沸騰水中のボイド(水蒸気)が圧縮。ボイド反応度係数はマイナスなので、一気に核分裂の反応度が高まり、即発臨界の核爆発が起きた。3号機爆発のスローモーションビデオを観ると、爆発音が3回聞こえる。これが、水素爆発の後に核爆発が生じた証拠です」

続いて彼が指差したのは、排気筒と3号機を結ぶ配管部分だ。太いパイプはそこで断裂し、短い管が口を空けて転がっている。

「東電は、定期点検中の4号機で水素爆発が起きたのは、3号機で発生した水素がこの配管を通って、4号機建屋に入ったためだと説明しました。しかし写真を見ると、このとおり配管は繋がっていない。4号機でも使用済み燃料プール内で水素が発生して、爆発したと言える。3、4号機爆発とも、使用済み燃料プールの水素なら、1号機も使用済み燃料プールの水素による爆発ではないか。これら重要な事故シナリオについて、誰もダメ出しをしていない」

【藤原節男氏】
72年4月三菱原子力工業(現・三菱重工業)入社。05年原子力安全基盤機構勤務、検査業務部調査役。’09年3月北海道電力泊原子力発電所3号機の使用前検査を手がけ、組織的なデータ改ざんなどを内部通報。10年3月退職。

― 原発を造った男たちの原発批判を聞け【1】 ―

http://nikkan-spa.jp/106059
原発検査員「ストレステストは再稼働ありきの茶番だ」
2012.01.05 未分類

ストレステストは、菅直人前首相が、原発再稼働の前提条件として実施を決めた。これについて、’10年の春まで日本原子力安全基盤機構(JNES)で原発検査員を務めていた藤原節男氏は問題提起をしている。

「ストレステストの結果は、JNESと原子力安全・保安院が審査をすると言っています。ところがその評価基準がない。何をやっていいのかわかっていないのが実情。今の日本の原発はすべて、一度止めたほうがいい。特にBWR(沸騰水型)はもう廃炉にすべき。それ以外の施設も、しっかりと地震、津波対策、全交流電源喪失対策の評価基準を作ってから再稼働を審査するべきでしょう」

’10年の春まで日本原子力安全基盤機構(JNES)で原発検査員を務めていた藤原節男氏なぜ、国は原発の評価基準を作れないのだろうか?

「電力会社も官僚も、評価基準を作る能力がないからです。専門知識と技術を持つのは私のようなメーカーの技術者だけ。ストレステストは、メーカー(電力会社)が分析した結果を、同じメーカーのOBが審査するという茶番。今のやり方では再稼働のための儀式でしかない。欧州では、利害関係のない他国技術者が審査しています」

藤原氏は三菱原子力(現・三菱重工業)で28年間、原発の設計、開発に携わると同時に、安全運用のための品質マネジメントシステム(QMS)にも早期から取り組んだ。その後JNESに入って5年間にわたって検査員を務めてきた。その彼が「原子力村」の体質を根本的に変える必要があると訴えているのだ。

「これまで経産省、電力会社、研究機関、御用学者らが一体となり、官僚を頂点としたカースト制度で上意下達の組織を作ってきた。営利追求の電力会社が、技術素人の官僚たちを操っている」

藤原氏もまた、その圧力を身を持って体験してきた一人だ。

「三菱重工に勤務していた99年、敦賀原発2号機で再生熱交換器連絡配管に亀裂が入り、冷却材が漏れるという事件が起ましきた。私が、事故原因説を提案したところ、拒絶された。なぜならその説を採用すれば、他原発でも補修の必要が出て、半年から1年の長きにわたって多数の原発を運転停止する可能性があったからです。安全よりも経済が優先されたのです」

検査報告書


泊原発3号機で藤原氏が提出した検査報告書。上司からの「削除」の指示書きが残る(左)。理事長からの再雇用拒否の通知。過去に再雇用を希望して拒否された例はほかにない(右)

その4年後、北海道・泊原発2号機で同じ事故が起きた。もし99年当時、藤原氏の事故原因説が採用されていればその事故は起こらなかっただろう。

さらに藤原氏は’09年、泊原発3号機の使用前検査データを上司から改ざんするよう命令された。しかし彼はその命令を拒否したため、JNESを解雇された。10年8月、JNESに対して定年後の再雇用と慰謝料を求めて東京地裁に提訴。現在も公判中だ。

「こんな原子力村の体質を放置していたら、いずれ大事故が起きると思い提訴しました。図らずも福島の事故が起きた。このまま原子力村が変わらなければ、再び大事故が起きる。そういった面で、多くの人がこの裁判に注目していただきたいと思っています」

【藤原節男氏】
72年4月三菱原子力工業(現・三菱重工業)入社。05年原子力安全基盤機構勤務、検査業務部調査役。’09年3月北海道電力泊原子力発電所3号機の使用前検査を手がけ、組織的なデータ改ざんなどを内部通報。10年3月退職。

― 原発を造った男たちの原発批判を聞け【2】 ―

http://nikkan-spa.jp/106060
元九州電力社員が実名で原発反対
2012.01.05 未分類

◆移住予定がキャンセルに!原発は今や地域振興のお荷物となっている

「原発があるということで、移住予定の人たちにキャンセルされてしまいました」

こう語るのは、鹿児島県薩摩川内市峰山地区コミュニティ協議会会長の徳田勝章氏。同地区は、「あしたのまち・くらしづくり活動賞」で内閣総理大臣賞を受賞するなど、地域振興のメッカとして知られる。

「荒れ果てた山を観光農園として再生させた柳山アグリランドは、年3万人以上が訪れる地域の名所になりました。農業や地域振興の研修者も年3000人、移住を希望する方も増えてきています」

川内原発

原子力発電所展示館より川内原発を臨む。左から1号機、2号機。柳山アグリランドを下りた目の前にある。

しかし3.11以後、事態は急転した。柳山アグリランドの麓に川内原発が建っていたためだ。

「3.11後、福島第一原発のような事故が川内にも起こるかもしれないという危機感が住民の中に高まってきました。そこで、1・2号機の安全対策と、3号機の計画中止を川内市長に求めました」

しかし「国の対応を待って考える」という市長の回答に徳田氏は失望したという。

「地元自治体も積極的に動いて、国が動かないのならその尻を叩いて動かすべきですよ」


徳田氏は元九州電力の社員で、原発の立地を担当してきた。

「九電に入社して30年以上、一貫して『立地屋』を務めてきました。原子力発電所を設置するため、『チェルノブイリのような事故は日本では絶対に起こらない』と原発の安全性を説得してきました。玄海原発の3・4号機、川内原発の1・2号機の立地にも関わりました。最後の仕事は川内原発3号機の増設についてでした」

峰山地区

峰山地区、川内原発から10km圏内にある県道沿いに建てられた看板。一本の道を隔てて原発推進派と反対派が対峙している。

97年に峰山地区に移り住んだ後、原発はそれほど地域振興に役立たないのではないかと思うようになったと徳田氏は語る。

「徳田は九電で立地対策をしていたのに、今なぜ再稼働に反対してるのかと言われます。私は、コミュニティ協議会という住民組織の代表として、住民の利益・安全を守ることを第一に考えているんです。それは福島原発の事故以前と一貫して変わりません。そもそも、峰山地区への原発の恩恵は直接的にはありません。例えば、九電の社宅は川内市の街中にあり、原発のそばにはない。補助金も川内市に入るだけで、峰山地区に還元されることはありません。

川内原発立地の補償金として漁協には62億円が支払われていますが、峰山など陸部のコミュニティには1円も落ちていません。私たちは、新設される南九州道高江インターに、地産品の販売をする『道の駅』やレストラン、児童・高齢者福祉施設などをあわせた複合商業生活施設を作りたいと思っています。雇用力のある再生可能エネルギーの研究施設なども誘致したい。しかし、九電はそういうことには見向きもしません」


【徳田勝章氏】
徳田勝章55年、九州電力に入社。本社広報課長、川内原子力発電所次長、後に社長直轄の嘱託として、一貫して原発立地対策に務める。97年に峰山地区に戻り、05年から峰山地区コミュニティ協議会会長を務める

― 原発を造った男たちの原発批判を聞け【3】 ―

http://nikkan-spa.jp/106061
元九州電力社員が実名で原発反対【後編】
2012.01.05 未分類

◆福島原発の事故原因を津波のせいにしていいのか

鹿児島県薩摩川内市峰山地区コミュニティ協議会会長の徳田勝章氏は、原子力発電そのものに反対しているのではないという。

「地元住民に、原子力発電の安全性に対しての疑問があるから反対しているのです。原発の『技術屋』にはおごりや過信があります。例えば、川内原発の復水器の高さは13mのところにあります。これが浸水するとプラントが動かなくなるという大事な施設です。ところが、この地域には高い津波が来ないということで、防潮堤を作る計画すらありません。しかし、事故というものは悪条件が重なった時に起こるもの。津波は3mしかなくても、高潮、満潮、大雨や台風などと重なれば、波の高さは最高17mまで達します。それを無視して安全と言われても、安心できるわけがありません」

同じ九電の中でも、技術屋と立地屋の間では相当なやりとりがあったという。

「耐震設計にしても、もともと川内原発の地震加速度の限界値は370ガル、その後引き上げても540ガルです。じゃあ1000ガルならどうなんだと技術屋に聞くと、大丈夫だが公にできないという。九電で働いていた時、私は『これだけ対策をすれば安全だ』ということで住民を説得してきました。私を含めて電力会社が言ってきた『安全』は、現実には不十分だったということなんですよ」

徳田氏は、福島第一原発の事故を津波のせいにしてしまう態度にも問題があるという。


「事故原因を津波のせいにしていますが、じゃあなぜ女川はすぐ動かさないんですか?と川内の住民も思っています。重油タンクなども壊れているし、動かせるはずがないんです。ところが国も電力会社もそれを公開しないし、質問しても答えない。そういった情報も開示しないのに、地震は問題ないと言われても、原発周辺の住民は枕を高くして寝られません。まずは住民に広く説明しないといけません」

地震対策の不十分さは、情報公開の不徹底さにとどまらない。

「断層だってどこにあるか分かりません。例えば、この地域は鹿児島県北西部地震(97年、M6.4)に襲われました。薩摩川内市は震度6弱を観測しましたが、その時の断層は見つかっていません。隠れた断層がたくさんあるんです。例えば直下型の大きな地震も起きうるし、それを基準に耐震設計をしなければなりません」

ストレステストのあり方に関する国の姿勢にも疑問を投げかける。

「原発の運転中はテストなしでも稼働させたままでいいというが、本当は運転中のほうが危ないんですよ。運転中も停止中にかかわらず、すべての原発でテストをすべきでしょう。

市や県には振興計画がある。でも、地区単位ではないんです。九電在職中、原子力立地をする時に地域振興の計画がないというのが私の悩みだったし、地元の人たちにも地域のためにならないことがわかりました。コミュニティで振興計画を作って地域おこしをやった現在、全国から年間3000人も視察に来るんです。

3.11で状況は変わったんです。これからは、再生可能エネルギーに舵を切ることも大事でしょう。柳山周辺では、2300kWの風力発電機を12基建てる計画があります。山の中だから騒音の影響もなく、観光資源にもなります。峰山地区では将来的に500戸の定住者増を目指していますが、原発が足かせとなってしまっているのです」

柳山アグリランド


5年前まで荒れ地だった山に徳田氏らが植樹し、作物を植えてつくった「柳山アグリランド」。草スキー場やレストランも併設し、年間3万人以上が訪れる。
【徳田勝章氏】
55年、九州電力に入社。本社広報課長、川内原子力発電所次長、後に社長直轄の嘱託として、一貫して原発立地対策に務める。97年に峰山地区に戻り、05年から峰山地区コミュニティ協議会会長を務める

― 原発を造った男たちの原発批判を聞け【4】 ―
スポンサーサイト
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する

tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

池田知隆公式サイト
http://ikedatomotaka.main.jp/
E-mail; PEB00015@nifty.com

大阪自由大学サイト
http://kansai.main.jp/

プロフィール
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カレンダー
カウンター
QR

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ