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たね蒔きジャーナル20120117

1月17日(火)永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。今日は1・17特集で、京都大学防災研究所の橋本学さんによる地震学のお話がありました。

 原発のニュース、SPEEDIの公開、実に米軍に先に公開し、そのため半径80km以内の退避となったのです。公表の遅れで被曝・避難の遅れになったものの、米軍に先に提供したのは、米軍支援を受けるためで、国内では対策本部での検討で遅れたのです。


この件、平野さん、最も責任の問われるべき事案と言われました。汚染最大は3月14,15日、SPEEDIデータがあれば、もっと避難できたからです。文科省の渡辺氏、未だに現職のままであり、政権の対応も批判されました。責任を問わないといけない、アメリカはデータを知り80km避難とした、日本政府はどちらを向いていたのかと言われ、憤りを通り越して、業務上過失致死に当たると言われました。

 そして、政府は原発を40年としたものの、20年の延長あり(つまり、最長60年!)としたのです。原子炉が劣化しなかったら、という理由ですが、抜け道となる懸念もあり、判断基準は未定です。明日、小出先生のお話を聞きます。

 さらに、二本松市のマンションの放射線について、枝野氏、石材の流通経路について調査を指示しました。

 そして、大阪の君が代条例、平野さんは立てない、歌えない、歌いたくても歌えない、320万人犠牲になり、家族も傷を負った、それを拭いきれない人もいて、橋下氏、先の戦争は正義の戦争と思っているのか、橋下氏が戦争観を語らずやっているのなら、思想・良心の自由に反すると平野さん言われました。

 そして、地震学、地震予知の橋本学さん、スタジオでの出演です。地震の研究者として、1・17は17年前が脳裏に浮かぶ、橋本さん筑波にいて、何もできなかったが、3・11は京都にいて、複雑な思いなのです。

 神戸で地震と素人は信じられず、水野さんも平野さんも驚きでしたが、神戸・京阪神は活断層が多く、当時の地震予知連絡会で観測地域で注意すべきところで、前日の夕方に、明石海峡で小さい地震があり、それで予知できるものではない、今日も和歌山で小さい地震があり、それが日本の体質なのです。どこかで地震が起こるのです。

 3・11は2日前に地震があり、それで警告できなかった反省もあるとのことで、宮城沖は地震調査で今後30年でマグニチュード7~8の地震が99%起こると思われていた、しかし、3月9日のものは関係ないと思われて、しかし、3・11の地震は場所が異なり、ものすごい大きなエネルギーで、今の地震学で分からなかったのです。

 阪神・淡路の反省で、予知も変わり、東海地震は警戒されていたのに(阪神・淡路の前に東海地震が来るとみんな思っていた=東海地震はネガティブ、みんなの関心が別のところにあった+静岡の人は地震の前に予報が出ると信じている(今の地震学で100%は無理)のです)。

 決定的な予知は、100%無理であり、地球が複雑なシステムで、それが今の物理学の常識、確率でしか言えないのです。前の地震から次まで1000年、予測は困難なのです。

 地震予知はおこがましいとのリスナーの意見もあり、科学として、地球の営みを理解していく必要があるのです。

 我々を守るための学問と地震学は思っているのに、地震も科学、文化としての科学であり、地震学、気象学は防災の技術であり、そのバランスを取ると言いものの、地震は理学部の人が多く、ミスマッチがある、防災の工学の人と歴史的に違うものがあるのです。

 予知・防災のお金のかけ方を見直すべきと橋本さん言われ、これだけかけたらこれだけ出ると言うエビデンスを示しつつやらないといけないのですが、リスナーより、地震・津波が発生するとの前提で避難・耐震の考えにお金をかけるべきという意見があり、橋本さんは賛成で、しかし必要なコストが桁が異なり、三陸沖の観測に300億円、しかし潰れた堤防に何百億円もかかっており、コストと、プロジェクトの成否は違い、ハードで守り、ソフト(避難)で補完するのが必要、これは有権者の意識なのです。

 南海地震の検討会に橋本さん出られて、南海トラフの動き方が異なり、想定震源域が倍、マグニチュード9になり、東日本震災の影響で、想定外をなくすためであり、今まで南海地震は1707年に大きな地震があったものの、2000年前にもっと大きなものがあった可能性があり、海溝に近いエネルギーのことを東日本で想定していなかった+日向灘の地震も含めて、マグニチュード9となったのです。

 自分も震源域になったと言う人もいて、要るのはお金で、しかしお金はない、リスクがある、どうしたらいいか橋本さんも分からない、今あるインフラも、50年以上のものが続出して作り替えないといけなくなるのです。

 学者がこれが必要と言うものがあり、理学の人は震源のみ考えていた、それでいいのか、なのです。

 高知で地層を見たら、1707年の地震が出ており、それも考えてマグニチュード9の想定になっているのです。

 住民を守るためには、ハードでは限界もあり、最低限のハードが要る、どう逃がすかソフトもいる(起こる前(何年も前)に逃げる)のです。

 今日は、地震予知のお話をお届けしました。

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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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