01 26

除染はムリ?責任は誰に?これから続出が確実な“高線量物件”の処分方法

【むかし竹槍いま除染、むかし特攻いま帰宅、むかし陸軍いま東電(その12)】

======================
除染はムリ?責任は誰に?これから続出が確実な“高線量物件”の処分方法
[週プレニュース2012年01月25日]

汚染石”はどこまで流通しているのか―。原発事故の計画的避難区域にある福島県浪江町の採石場で採れた石を使い、昨年7月に新築された同県二本松市の3階建て賃貸マンション1階室内の床から、最大で毎時1・24マイクロシーベルトの放射線が検出された問題。
同採石場から石を出荷した「双葉砕石工業」によると、汚染石は少なくとも200社以上に流通しており、わかっているだけでも二本松市内の道路・水路・公園、福島県内の一般住宅や病院の仮設病棟など1000ヵ所に使用されているという。

東北被災地各県で土木事業を行なう同業者の男性はこう漏らす。

「複雑な気持ちです。問題の砕石業者は『そこまで汚染されているとは』と言っていたが、昨年3月、4月の時点でも業界では放射能に対して敏感だったし、地元の建築や土木に関わる業者として『知らなかった』は疑問。ただ、復興事業の性質からすると仕方ない部分もあって、土木建設業者は国や自治体から『とにかく早く対応してくれ』とせっつかれている。だから、『放射能は気になるけど、とにかく売れ』という考えも起きる。それを買う施工業者も早く材料が欲しいので、目をつぶって買ってしまうことだってある」

今回のケースがそれに当てはまるかは不明だが、男性の言うような事例があってもおかしくはないだろう。ちなみに、福島県商工労働部企業立地課によると、採石場は警戒区域に4ヵ所、計画的避難区域に7ヵ所、緊急時避難準備区域に5ヵ所の計16ヵ所ある。

日本砕石協会福島県支部の担当者は、取材にこう答えた。

「震災で操業停止に追い込まれるなどして3月11日以降、同区域で操業実績があるのは9事業所・8社のみ。そのうち今回、汚染石を出荷した双葉砕石工業以外に、建設用に出荷した業者は1社。その業者も原発関連施設のみへの出荷ですから、被害は双葉案件に収まるとみていますが……」

経済産業省は砕石以外に、福島県内の河川で採られた砂利についても新たに調査することを決定するなど対応に追われている。これ以上、被害が拡大しないことを願うばかりだ。

では、もし自分の住む住宅やマンションが汚染建築資材でつくられていたら、どうすべきか?

「事実上、除染は無理なので、遮蔽(しゃへい)するしかない。例えば、鉛の板などで床や壁を覆えば放射線量は抑えられます。それが現実的に可能かどうかは別問題ですが」(日本保健物理学会事務局の担当者)

一方、近畿大学の山崎秀夫教授(環境解析学)はこう語る。

「遮蔽も難しいし、コスト面から取り壊しも厳しいでしょうから、結局は引っ越すしかない。ただ、それぞれの放射性物質の核種の半減期を考えると、線量は4年後には現在の4分の1になるので5年程度、空き家にして待つというのも選択肢のひとつでしょう」

汚染資材が使用されている危険性のある建物は、震災以降に建設された新築物件。それを5年間も空き家にしなければいけないなんて……誰がどう責任を取るのか。不動産関連訴訟に詳しい河原崎弘弁護士はこう語る。

「ポイントは砕石業者に予見可能性があったか否か。しかし、最終的にはやはり原因をつくった東京電力が責任を負うべき。東電は別の訴訟で『原発から飛び散った放射性物質は無主物で、東電の所有物ではない』との理屈を持ち出していますが、そんなものは通用しないでしょう」

次々と繰り出される放射性物質の“時間差攻撃”、もういいかげんウンザリだ。

(取材・文/コバタカヒト)

==================================================

「除染は無駄」―ウクライナ専門家 http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-2269.html
エウロパ

2011-10-21|原発、震災特集


 みんなの党の柿沢衆議院議員は震災復興特別委としてIAEA訪問・チェルノブイリ視察しました。そこで当時非常事態省副大臣だったプリステル氏が「私達の間違いを繰り返すべきでない」とし、除染は無意味だったと告げていたそうです。


プリステル氏が指摘する3つの間違い

1.除染は無意味 子供は川、山で遊ぶ
 地域の除染について、プリステル氏は「社会的に安心を与えるために除染するのかもしれないが、内部被曝のほうが大きな問題」と警告した。

 除染は意味がないということか、と訊ねる柿沢議員に対しては、「子どもは川で遊ぶ、山で遊ぶ。それを軍隊を出して全部は除染できない。だから立入禁止区域がある」と答えた。


2.食品の基準値にも疑問
 日本政府が基準値としている食物500Bq/kg、飲用物200Bq/kgという一律の数値について、プリステル氏は「不可解な値。同じ100Bq/kgでも大人のワインと乳児のミルクでは違う考慮が必要だ」と述べ、見直しの必要を語った。


単純に汚染度合いで決めるのも間違い
 プリステル氏はさらに農地としての使用についても土壌汚染の数値だけで決めるのは間違いだと指摘した。土質や草に影響されるため、汚染度が同じでも、牛肉や牛乳の汚染レベルは40倍も異なったという。

 居住の判断についても「ウクライナでは当初30km圏内に大量の兵隊と巨額の費用を投じて除染を行ったが、それは無駄だった。私たちの間違いを繰り返すべきではない」と語っている。

 今回、非常事態省副大臣だったプリステル氏が述べた『除染は無駄だった』というのは事実なのか。以前“放射性セシウムの恐怖 前編『除染を諦めたロシア』”でも、

「屋根材やコンクリートにも容易に結合している」
「ひとたび汚染された物質から放射性セシウムを除去することは不可能に近い」
「ロシア(ソ連、現在はウクライナ)は何年にもわたり放射性セシウムの除去を試みるも、結局は諦めた。これは資金不足だけが原因ではない」

という内容で海外の学者やIAEAが報告していることは事実です。

 では「どうすればいいのか」という点なんですが、一つはあきらめる手段があります。しかし、避難する先がなかったり金銭面で難しいこともあるでしょう。そこで除染という手段が必ず上がってくるんですが、これは可能なのか。神戸大学大学院の山内和也教授は「“街の崩壊”を伴う除染が必要」と指摘しています。

「汚染されたコンクリートを撤去し、アスファルトを剥(は)がすなどの、街の破壊にも等しい 徹底的な除染が必要。屋根やアスファルトなどにセシウムがこびりついてい
るため高圧放水をしたくらいでは除去できず、かえってセシウムを拡散させるだけで終わります。その間、希望者には 避難をさせるべきでしょう」




 あまりにも広い土地を除染しなければならず事故から半年以上が経つ現在も土や砂利の置き場すら決まっていません。そんな状態で除染という言葉が出てくる事自体おかしな話しなんですが、残念ながら国の動き具合からしても長期に及ぶ除染は最終的に失敗に終わるでしょう。

==================================================


「除染は『白い象』」NYタイムズ紙が福島の除染を論評

除染は無駄な公共事業
NYタイムズは7日、福島県などで進む除染活動について疑念を示す記事を掲載した。

莫大な費用と手間をかける除染は『ホワイトエレファント(無用の長物)』と批判。試験的に行われている除染活動が
すでに立ち往生している、と報じた。

生きているうちには帰れない
福島第一原子力発電所の事故で汚染された避難地域では、自衛隊員などをつぎ込んで除染活動が続いている。
除染が必要な地域は、「コネティカット州ほどの広さ(NYタイムズ紙)」があり、数千、数万の建物も含まれる。
山林はすべて伐採し、表土を削り取る必要がある。
要する費用は莫大で、手間は計り知れない。また、除染で生じた汚染土砂を保管する必要があるが、現在行われている
試験的な除染ですら、すでに汚染土の保管場所がなく、行き詰まりを見せているという。

NYタイムズの取材に答えた東京大学アイソトープ研究所の児玉龍彦教授は「除染は必要」としながらも、「避難している人
たちは生きているうちには帰れないことを受け入れるべき」とコメントした。

http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20111210/Itnetworks_tax_news_TDlAxWUZC.html
スポンサーサイト
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する

tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

池田知隆公式サイト
http://ikedatomotaka.main.jp/
E-mail; PEB00015@nifty.com

大阪自由大学サイト
http://kansai.main.jp/

プロフィール
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カレンダー
カウンター
QR

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ