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たね蒔きジャーナル20120202

2/2(木)永岡です、毎日放送ラジオ「」、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の藤田悟さんの案内で放送されました。

 小出先生のお話、リスナーの質問で、火曜日にアメリカの事故でのトリチウムのこと、原発や核実験でトリチウムがどれだけ増えているかについて、自然界には宇宙線によりごく微量トリチウム(三重水素)があるのです。人類もトリチウムに被曝していたものの、核反応を人間が行い、トリチウムを大量に生みだし、50~60年代の大気圏核実験でそれまでの100倍のトリチウムをばら撒いたのです。


10~20年大気圏内核実験での総量で、それに原子炉を行い、六ヶ所村、毎年地球全体に自然にあるトリチウムを1か所で放出するのです。原子力をやるとトリチウムが増え、さらに核分裂生成物を生みだし、核融合が出来たらクリーンと言われていたものの、核融合の燃料はトリチウムで、自然界よりはるかに多く、地球が放射能まみれになる(核融合をやると)のです。核融合点火後はトリチウムを燃料として、水素は閉じ込めるのが難しく、トリチウムが最大の被曝源になるのです。

 藤田さん、トリチウムは有毒かと聞かれて、毒性は高くないが、トリチウムは水素→水になり、確保する手段がなく、閉じ込められないと小出先生言われて、六ヶ所村、トリチウムは全部放出してしまう、人間が向き合うのは難しいものなのです。

 さらに、リスナーから、雪が降り、それに放射能が入ると恐ろしい、埼玉に子供がいて、雨より雪が危険かについて、雪も雨も、空気中の放射能を洗い落とす、昨年3月の雨、雪は大量の放射能を含んでいたのです。今は原発から大量の放射能が出ているのではなく(事故後よりマシと言う程度)、雪が積もると、地面の放射能を遮ってくれる、今の雪はありがたいが、雪が融けたら放射能で汚されるのです。

 岩手の方から、21日の福島の講演会、福島の人に違いはあったかについて、雪が降っており、福島の人と温泉に行き一晩泊り、とてもきれい、そこが全て放射線管理区域以上に放射能で汚れており、人々は放射能を見られない、そこに子供たちも住んでいる、子供たち向けの講演会もやり、こういうところに子供が住むことに、心穏やかではなく、子供たちの質問、なぜ原子力が要るのか、なぜ福島が事故になったかと、子供たちが悲鳴のような質問をして、大人ではない質問があり、小出先生言葉に詰まり、答えたのです。千葉さんも何と言っていいのか、と言うことでした。

 今日はリスナーの質問についてお知らせいたしました。

 なお、ホームレスの方が売っている雑誌「ビッグイシュー」の最新号(第184号、2月1日発行)に、1月14,15日に横浜で行われた脱原発世界会議の詳細なことが載っています、よろしかったらお読みください。

http://www.bigissue.jp/latest/index.html


たね蒔きジャーナル、続いて、文科省が出した放射線副読本の批判を、元大阪市立小学校の先生で、脱原発運動をされている久保良夫さんのお話がありました。スタジオでの久保さんのお話です。

 新しい学習指導要綱で、小中学校向けに放射能の授業が始まり、30年ぶりの放射線教育復活で、小学校では、直接放射線のことはなかったが、平和教育で広島・長崎、健康障害のことは教えたものの、原発の労働者被曝のことは出来なかったのです。

 子供たちに放射線を教えるのは、被曝が広島・長崎の経験の元になり、それを教えないといけないのです。子供たちも知らないといけないものの、今回の副読本、千葉さんの手元にあり、A4で18~22ページのものです。一昨年、「わくわく原子力ランド」という副読本を文科省が作り、それが批判されて作り替えたものの、使うかどうかは学校の自由なものの、内容は教えるように、となっているとの久保さんのお話でした。副読本の中身に問題があるのです。

 大阪府と大阪市について調べたら、ほとんどの学校がこの本により学習することになり、文科省、全国で1400万分(ほとんど全員)です。

 久保さん、これを見て、原子力を推進した人が冊子を作り、放射能の基礎、医療に役立つとかいう宣伝をしながら被曝は避けるようにと書いていたのに、今回の事故の後は、10月14日に文科省のHPで大問題、(1)一度に100ミリシーベルトの放射線を受けても、障害の証拠はない=少々の被曝は大丈夫、となっているのです。(2)先生の留意点、100ミリシーベルト以下の被曝と病気との関係はないと教えろと書いており、大問題。福島では、汚染の度合いが問題なのに、100ミリと言う高さを大丈夫と言うのは大問題なのです。

 子供は放射能に弱いのに、こんなことが書かれており、久保さん、文科省に質問したら、今までの副読本は原発推進、地震、津波でも大丈夫と言っていたが、それが潰れて、事故が起こると複数個所がやられて放射能が出る、今までの副読本が間違いなのに、それは書いていない。福島の状況については何も記述はなく、100ミリ以下は大丈夫と言う問題なのです。

 今出すのに、福島事故の記述はないのです。なぜ出すのかは、子供たちにどう教えるかについて、教師からの要請と言うものの、事故で汚染、被曝の子供たちをどうするか、何も書いていないのです。

 リスナーより、問題点の質問があり、低線量でも問題がある(広島、長崎で)のに、低い線量で大丈夫と言えないのに、汚染されたから、大丈夫と教育を改竄しているのです。

 藤田さん、これを見て、原子力推進の概念で塗りつぶされ、原子力のプラスしか書いておらず、事故、危険性を教えないといけないのに、それをやらず、副読本として問題だらけ、恐ろしいと言われました。

 これを作ったのは、新聞に報じられ、原子力文化振興財団が作り、この理事に東電、関電が名を連ね、原発推進のためのもので、まともなものは出ないと思っていたら、さも安全かのように書いてあり久保さん唖然。広島・長崎のことは、文科省は検討していない、専門家=推進派に任せたと言っているのです。

 この財団、プルトニウムは飲んでも大丈夫というプルトくんというものをやった前科があるのです。

 事故を起こした責任を感じるなら、子供たちを被曝させないという観点が要るのに、やっていないのです。裏には、原発を延命させたい意図があるのです。

 公的な副読本で、税金を使っており、これも原子力推進予算から作られているのです。

 事故後、こういうものを平気に作り、子供に教えるのです。久保さん、どうすべきかは、ちゃんとしたものを作らないといけない、偏った教育を許してはならない、教育は、問題があり、低線量でも問題と子供たちを守れないのです。差別が副読本から出ることもあるのです。これを子供たちに教えるのは問題なのです。

 先生方は、副読本ではなく、どう放射能を教えるかが問題で、難しいと逃げていたが、考えないといけない。推進側はある値以下なら大丈夫と言うものの、低線量でも被曝したら危ないと教えないといけない、小学校で少し浴びても大丈夫と教えたら、大人になって大変なのです。

 書かれるべきことが書かれず、一方的で、久保さんの子供時代に核実験で、雨が降ったら浴びるなと言われていたのに、少々なら大丈夫と書くのは大丈夫なのです。

 聞いていて、推進派の恐ろしさに手が震えました。これを、お知らせいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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