02 03

たね蒔きジャーナル20120203

2/3(金)永岡です、毎日放送ラジオ「」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんが今日は大阪のスタジオに登場です。

 原発のニュース、SPEEDIについて、データを提供する自治体を半径10kmに国はしてきたものの、安全委員会、半径30kmに拡大し、滋賀県にもデータを出すことになりました。京都府には、大飯原発のデータも来るのです。

水野晶子のどないなっとるねん、にて、岩手県宮古市田老地区で、住民の高台移転について、毎日放送の熊和子さんの報告がありました。被災地での街づくりで、MBSラジオは被災地の支援をするため、震災報道と一緒に仕事をしてきたのです。

 熊さん、ラジオ報道の仕事を初めてすぐに阪神・淡路に会い、ご自身も西宮で被災したのです。岩手の宮古市(沿岸部)田老地区、防災の町として全国的に有名で、海外からも視察に来た町が、大被害であり、あわび、うに、昆布で有名で、漁業が盛んなのです。

 「津波田老」と言うほど、歴史的に何度も津波に会い、1896年明治大津波で人口2440人の83%が亡くなり、103戸一家全滅、1933年の大津波で人口2700人の32%が亡くなり、一家全滅66戸。この一家全滅が多く、一人でも生き延びろ、と言うところなのです。

1934年より大きな防潮堤を作り、万里の長城とも言われたもので、2003年に津波防災の町宣言をして、しかし、昨年4400人のうち200人亡くなり、防潮堤も崩壊し、撤去もされて(1/5壊れた、一か所でも壊れたらアウト)ものです。

 亡くなった方は少なくなったものの、高いところに移そうとしても、漁業がうまく行かないとなり、防潮堤を作ったわけですが、それの意味はあったものの、16mの津波が来てしまったのです。

 明治の津波は15mであり、防潮堤は10mになり、10m以上にすると日常の生活に支障が出る(浜に出るのが大変)、防潮堤で全てを防ごうとは思わず、避難も含めて配慮していたのです。ソフトを身につけた街ですが、それでも犠牲者が出たのです。

 仮設住宅は田老に500戸、他に600戸あり、宮古市を10に分けて再建するのですが、おおよその案が出たものの、田老地区は一部を高台に移転し、自治体にお金がなく、国からの補助事業でやり、町全体を高台に、という発想があり、しかし全戸(被災していないところも含む)の移転は無理、町が分断され、今は補助の出るところだけ移転し、これから皆さんの意見を聞いてやるとして了承したのです。

 被災しなかったところに補助なしについて、近藤さん、共同体を作るのに、それが壊れると指摘され、細かいケチり方はけしからんと言われました。震災復興事業の概念で、災害が様々な表情を見せ、町の歴史を無視して復興を押し付けていると熊さんの報告がありました。3・11以前の法律に押し込められるのです。これは、南海東南海津波で関西も無縁ではないのです。

 防潮堤は、14.7mのを作りたいとして、住民は根拠を示してほしいと言うのに、宮古市は県が決めたの一言なのです。端数の意味は不明です。今回と同じ津波なら越えられるのです。こうなった検証はしないのです。住民の望む復興になっていないのです。

 近藤さん、田老の復興は、他の町にも影響すると言われました。

 田老町は2005年に宮古市に合併になり、その一部として扱われ、県と田老が直接交渉できないのです。平成の合併がこういうところに影響しているのです。行政スリム化でいいわけではないのです。

 また、テレビの、映像を持つものと異なり、ラジオの役割はあると熊さんは言われました。

 その後、近藤さんの、幸せの雑学、近藤さん、エレベーターでよろけて他の人にぶつかったら怒鳴られて、今の世の中、不条理であり、怒りを自分の中に持ち込む、人間に裏表があり、裏に本音、こちらで怒り、面子、恥の要素があり、表でニコニコ出来なくなり、裏で爆発する。裏の感情、どうしたら抑えられるか、時々出すしかなく、ムッと来たら、1・2・2・4・5・6・7…と数えるしかないと言われました。怒りの感情が自分の中にあり、相手の心も読めない、人に打ち明ける、川柳にする、そうして出すことにより、非社会的にならず出すことが大切ということでした。自分は無である、ゼロであると言うと、般若信教の世界の無になると言われました。

 熊さんの言われた田老の復興の矛盾、神戸にいる私には、17年前の光景の再現でした。ゼネコンを救済するためにハコモノは作られたものの人間は復興していないのです。私にも、東北を放っておけないものでした。これを、お伝えいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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