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グンダーセンさん来日 日本記者クラブで講演/今後20年間に100万人が癌を発症!

グンダーセンさん来日 日本記者クラブで講演/今後20年間に100万人が癌を発症!/「混ぜて薄める」低濃度汚染を日本中に広げるだけ いずれ漏出による深刻な放射能汚染が起きる/現場で闘ったみなさん、あなたがたは世界を救ってくれた!

22日 日本語通訳付き → http://vimeo.com/37189735

◎ ネットでかなりブロックされています。

 「最初の1、2週間、勇敢に闘った、現場の彼らが、日本を――そして(これは私はそう確信しているのですが……)世界を救ってくれた。感謝する!」

 現場で闘っているみなさん、作業員のみなさん、グンダーセン氏は、講演の冒頭、こう言っていますよ! そして講演の締めくくりでも、ダイニの現場の人たちを含め、その勇敢さをたたえていた!

 さて、グンダーセン氏は、こんなエピソードを語っています。

 フクイチ事故が起きる3週間前、(バーモントの家の近く)を妻(マギーさん)と散歩していたとき、彼女がこう言ったのです。「次の事故はどこで起きるかしら?」。私はこう答えました。「どこで起きるかは分からないが、(フクイチと同型の)マークⅠ型炉で起きるだろう」と答えました……。

  グンダーセンさんはまた、「エコー・エフェクト(echo effect)」(こだま効果)というものを紹介している。ひとつの部屋に集まった人々の中で、ある特定の意見がエコーのようにこだまして、それだけが増幅されることを指す。

 日本語ふうに言えば、「同調圧力による意見暴走」といったところか……。

 たしかにそうだ、日本の原子力ムラでも、この「エコー・エフェクト」が響き渡り、反対意見、批判を聞く耳を塞いでしまった。「フクイチ」は、こうして生まれた悲劇である……。

(続く)

 グンダーセンさんはさらに、冷却ポンプの問題を指摘していた。

 冷却ポンプは海沿いに置かれていたため、冠水して動かなくなった。これはつまりディーゼル発電機が仮に動いていたとしても、ポンプがだめになったことで、メルトダウンは避けられなかったことを意味する。

 しかし、ディーゼル発電機は山側に移設できても、ポンプは海沿いから移設しにくい。海水を取水しなければならないから。

 今度の問題として、海沿いに置かれているポンプをどのように防護するかという問題がある。

  グンーダセンさんはまた、「避難」の問題を取り上げた。

 スリーマイル島原発事故で現場の管理者は事故の重大性を認識し、住民避難を望んだが、電力会社は資産を守るため、避難させるな、と言った。私はフクシマでもまったく同じことが起こったように思う。現場は初日から、事故の重大性を認識していた。しかし、その情報が上に伝われば伝わるほど、緊急性のないものなってしまった。
 したがってフクシマで私たちが学ぶできは、機械的な問題だけではなく、素早く対応できなかったという組織・制度的な問題である。
 私は事故が起きてすぐ(1週間以内に)CNNで、少なくとも女性と子どもたちは最低でも50キロ圏外に避難させなければならない、と言いました。なぜ、日本政府がそうしなかったというと、当時、事故を「レベル7」のものとみなしていなかったことは、つながり合っているのです。

 グンダーセンさんは被曝によって今後、20年間に100万人が癌になるとの見通しを示した。これはスリーマイル島原発事故後、疫学調査を行なったノースラロライナ大学のスティーブ・ウイング博士の研究に基づくものという。

 さらにグンダーセンさんは日本政府が採っている「混ぜて薄める(blending-down the radiation)」は、低濃度の汚染を日本中に広げるもので、その処理は短期的には「安上がり」だが、防護が破れ、漏出が始まる未来においては深刻な放射能汚染を引き起こすことになるだろう、と警告した。

Posted by 大沼安史 at 09:29 午前 | Permalink

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