03 02

たね蒔きジャーナル20120302

/2(金)永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

 プレイバック川柳、今週近藤さんの選んだのは、「やっぱりな イラ菅が事故大きくし」でした(泣)。

 そして、水野晶子のどないなっとるねん、今日は、被災地に社会福祉士を派遣している大阪社会福祉会の理事、阿部裕一郎さんのお話でした。電話での出演です。

 震災関連死、直接震災で亡くなったのではなく、震災が引き金となり体を壊して亡くなった方も多く、ボランティアも撤退であり、これで大丈夫か、被災地で継続的に活動している方の代表、阿部さんのお話です。

 阿部さん、水野さんが社会福祉士の資格を取られたこと一昨日聞かれたのです。人生で一番勉強して取られたもので、資格を取った人が石巻に行き、大阪の福祉士会の人、どんど行っています。今回、突然で、福祉士会の中で阿部さんのお話を聞くことになりました。大阪の会員は、日本社会福祉会の支部で、震災翌日に対策本部を立てて、4日後に安否確認、避難所、仮設の相談を出来ると厚労省に言って、4月以降派遣されているのです。

 社会福祉士は、法律的には専門知識で障害のある人への相談に応じること、人らしい生活をする権利があり、病気も含めて困った時があり、その相談に応じるのです。被災地で相談があり、本人のいる場所から追及するもので、東北へ継続して行っており、支援の枠組みは、生活が元に戻ることを支援する、現地に、地域包括センターがあり、高齢者総合相談をするのです。水野さん、去年の6月、南三陸を取材して、高齢者施設がたくさん潰れて、高齢者が集められ、ケアの必要な人数の何倍もの人がいて、職員も困っていたのです。阿部さんは、石巻でやっており、海に近いとこは壊滅的で、事業所の再開は困難で、内陸部に行くと定員オーバーで大変なのです。 

 近藤さん、社会福祉士しか出来ない仕事は何かと聞かれて、弁護士、医師のような独占業務はないが、アドボカシ、権利擁護、その人らしさを追求して、その人の目線から解決する、横に行って支えて元気になってもらうのです。

 リスナーより、阪神・淡路では孤独死が止まらず、生活力に欠ける男性の孤独死が多いと指摘があり、東北でも、男性は横のつながりが女性より弱く、仮設でも、外へ出るのが難しく、女性の方が頭を切り替えるのが早いのです。阿部さん、支援、上から目線になり、阿部さんたちが力をもらっているのです。

 具体的な支援の必要な方も多く、仮設にはいられない自宅の人が厳しい、コミュニティーが、震災前から東北ではお年寄りに住みにくい(ローカルバスなし、小さい商店がなく、車で大きいところに買いにいけない)、孤立が起こっていたのです。外へ出ないと、孤独死、認知症になるのです。

 近藤さん、話し相手、日常的に話す人が要ると言われました。郡山の仮設で73歳の方が孤独死、違う場所に避難して、お年寄りが今日も元気かと旗を掲げてもらおうとしたら、仮設にお年寄りが要ることが分かり、悪質な業者、セールスが訪ねてくる(豊田商事の再来)がはびこっているのです。この家を助けないといけないサイン=悪質業者の目標、なのです。

 阿部さんはこれからも活動されます。私も阪神・淡路を体験しており、被災地の苦境は身に染みて理解できました。この、阿部さんのお話をお届けいたしまた。

 最後に、近藤さんの幸せの雑学、がんを克服した女優さん、布団に入り思い悩むことがない、これに勝る幸せはないと言うことで、近藤さんもがん闘病体験があり、無事=幸せがつながっていたのに、3・11以降はそうではない。今日は終わっても、明日は、という不安があり、この1年余震が多く、夜中に緊急地震速報もある、何もないと入るまで不安で、さらに首都圏直下地震が来る+福島原発、この先を考えると予断を許さず、物事を考えるのに、福島を考えると未来予測がつかない、生きているうちにどれだけ解決するのか、それだけの長大なトンネルに入り、今も圧力容器に穴が開き、先が見通せず、福島では新たな時間を刻めない、時間が止まった状態なのです。

明日の希望、明日がないと、どうする。津波がなければ復興の希望があるが、福島は時間が止まり、除染と言っても移染であり、終わりがない。最終処分場もなく中間処分場もあり得ない、これは全てに共通ししている。時間的な概念で原発事故を取り上げられず、どう取り組んでいくのか、何かあれば、日本はどうなるのか。こういう体験はなく、毎日が未体験ゾーンで、我々の幸せとは何か、単純な概念で良かったとならないのです。事がない=無事、が無くなった、その中でどう向き合うのか、これで、なかったことにしようとするかりそめの無事を作り上げる、という指摘もありました。

 今日は被災地のことと、近藤さんのお話をお届けいたしまた。来週もこの番組をフォローいたします。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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