03 15

たね蒔きジャーナル2020314

3/14(水) 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。今日で、小出先生がこの番組に出られてから1年です。と思ったら、東京で大きな地震(千葉で震度5強)で、近藤さんも地震を感じられています。

 原発のニュース、大飯3,4号機の再稼働の中止を求めて滋賀の住民が裁判を起こしました。大阪地裁で、市民80人が原告、国の設計指針は福島事故前で、これの改定まで認めるなという裁判です。保安院の審査書を審査して、野田総理は再稼働に前向きです。

 敦賀1号機が運転開始から42年になり、アメリカGEの沸騰水型、定期検査中で、政府は40年にする改正案を提出し、細野氏、再稼働はしないと言っています。日本原子力発電は、60年運転できると安全性を強調しています。美浜も40年なのです。

 アメリカの規制委員会、原子力規制庁が有効になるよう支援すると言うことです。公聴会をアメリカでは年間1000回開いているのです。福島については、4号機の燃料取出しが課題です。

 そして、小出先生のお話、4号機のプールのリスクが課題
とアメリカも言っており、アメリカも同じ見方で、プールから燃料棒取り出しが課題と言うものの、「取り出すのは難しい」、4号機のプールは崩壊の危機にあり、さっきも地震でエッと小出先生思われて、福島の近くでなくて良かったと思ったが、大きな余震で崩壊し、一刻も早く取り出さないといけないが、4号機は激しく壊れて、クレーンも壊れて、瓦礫もプールにあり、どうやって安全に移せるかが難しいのです。東電も被曝の中作業をしているのですが、被曝をしても早くやりたいと東電も思っているし、小出先生も早くしてほしいのです。

 近藤さん、課題と日本政府でなく、アメリカが言っていること、今年の地震の頻度、東大の地震の予測を見たら、国が前面に出てやってくれと言われて、再稼働はいいから、と言うことです。

 ストレステスト、国に認められるステップで、政治判断であり、ストレステストは意味なしと小出先生言われて、従来の安全指針は福島事故で事実として崩壊し、他のことを言っているに過ぎず、中身は昔と同じ、想定した事故に対して計算することで、想定外は無意味になり、こんなことをやってはいけない。斑目氏もまずいと思っても、政治の力で突破されたと言われました。

 近藤さん、原発がいつ国策になったか聞いていない、今の政治家が我々の意思を判断していないと言われて、小出先生も同意されて、住民の声を聞いて政治判断も乱暴(首長は交付金で操られているのでOKと言わないといけない、野田氏がOKと言えばGOサインになる)と言うことです。

 福島原発に、今の地震で異常はなしと水野さん言われました。

 韓国の原発の故障、電源停止(12分間)、コリ原発で、これについて、地震でも津波でもなく、機械そのままで全所停電する、日本では津波さえ防げばいいとしているが、津波なしでもアウトなのです。それでも機械はトラブルを起こすのです。電源停止が続くと、これは停止中であったから良かったので、崩壊熱は1日で1/10になり、12分間も乗り切れたが、運転中なら、12分間の電源停止でも危険であったのです(日本でも30分が限界)。

 小出先生のお話も2年目に入りました。これをお知らせいたしました。


たね蒔きジャーナル、続いて、大阪大空襲から67年の今日、ドイツを訪問された大阪大空襲被害者の安野輝子さんと、空襲訴訟を支える会の代表、大阪大学大学院の木戸衛一さんのお話がありました。3月13日の夜~14日未明に空襲、4000人以上犠牲になり、国は救済措置を取るべきではないかと、安野さんと、木戸さんが出られました。

 安野さん、空襲に6歳で合われて、昨日難波の高島屋前で宣伝して、67年前も寒かったのかと思ったのです。今の大阪に焼け野原の跡はなく、しかし難波も焼け野原で、梅田から見渡せたほどなのです。この間は人が住んでおり、どこへ行ったのか、なのです。

 大阪が危ないと、国からの情報はなく、3月10日の東京空襲も知らされなかったのです。

 これを訴えようと、戦争犠牲者がこのまま終わったら、大阪空襲はなかったことになり、もう20~30年したら知らない人ばかりになる、孫に、自分たちのような思いをさせたくない、国に訴えても廃案になり、何もなく終わってはいけないと立ち上がったのです。弁護士を探して、裁判にしたのです。

 木戸さん、空襲訴訟は、木戸さんの父親は東京空襲で家を焼かれており、木戸さんの専門はドイツで、小田実さんの言葉を借りると、敵地で殺した後、自分たちが殺され焼かれたと言うことで、因果であるのが空襲で、当時の政策と、今きなくさくなっている現在の問題を提起しているのです。

 近藤さん、戦争に対する想像力を欠く子供が多く、大阪も無防備で、それに空爆する戦争の異常さがあり、国際条約で(ハーグ陸戦条約、民間人を標的にしてはいけない)禁止されているのに、ドイツ、日本が始めたらと言うと、不法行為に不法行為で応じていいのかという問題があり、連合軍でも、負けたら戦争犯罪人になると言っていたほどなのです。

 日本は旧軍人、軍属に多額のものを出して(総額50兆円)いるのに、一般市民には金を出さず、その論理は、木戸さん、ドイツだと第1次大戦の経験があり、しかし日本は第1次に便乗しても被害がなく、第2次大戦で被害を受け、ドイツは旧東西でも保障の法律があり、ドイツでは一般の人にも補償をしているのに、日本はしていないのです。国民に対する補償の哲学が違うのです。

 安野さん、木戸さん、ドイツに行かれて、安野さん、ドイツの哲学は、最初は傷痍軍人が民間人に補償がないのはおかしいと言い出して、戦争被害者の先輩、杉山千佐子さん、20年前にドイツに行かれて、補償がないならドイツにいたらと言われたほどで、杉山さんは一人残れないとなり、この軍人が、平等と言ったことが大きいのです。

 リスナーより、父親が84歳、空襲で父は妹を背負い大阪を逃げ回り、工場も学校も焼けて、多くの人が死んだが、父はアメリカを恨まず、「戦争だから仕方ない」と言われて、空襲被害者が訴えたら、戦争だから仕方ない、日本も中国を攻撃した、被害者面出来るかというメールがあり、安野さん、日本は中国を5年も攻めて、アメリカにやられたものの、「戦争だから仕方ない」と言うのは、受忍論が浸透していると言われて、しかし、中国への加害は、日本人が受け止めないといけないと言うことです。

 近藤さん、愛国を強いられた人が、軍は国民を守らず、こういう犠牲が出ても補償しないのは無責任と言われました。

 愛国と言う精神、木戸さん、焼夷弾は怖くない、自分で消火せよと国民の義務であり、防空は軍が守るのではなく、焼夷弾恐れるに足らずとパンフレットを巻いて、それで東京で10万死んでおり、まさに無責任なのです。

 空襲の被害の実態も伝えず、原爆も報じていなかったのです。

 怖いものを安全と言うのに、水野さん昔の話とは思われないと言われました。

 破綻しても、責任を取るべき人が取らず、一般の市民が苦しむと、木戸さん、これが日本を貫く原理と言われました。水野さんも近藤さんも、今の放射能の話を思い出すと言われました。

 近藤さん、沖縄の基地も、国民を守るのかと言われました。

 先のリスナーより、60年経って、あきらめろと父が言っていたと言い、なら、父は冷徹な人間なのかと問われて、安野さん、一生不自由で、自分たちがあきらめても、孫子の時代に同じことが起こると言われました。ちゃんとしたことを子供に言わないと、本当の民主主義ではないと言われました。

 水野さん、戦争したら国はお金がかかり損だと分かるリーダーが出ないといけないと言われました。リスナーより、日本人はこのことを考え続けないといけないというメールもありました。

 近藤さん、原発の考え方も、戦後、ドイツと差を付けられているのです。

 最後に、ニュースで、野田総理、作っている原発は認めるという発言をしているのです。しかし、オーストリアでは、作っても止めたのです。戦後補償も、ドイツではちゃんと責任を取っているのです。

 今日は、大阪空襲のお話をお届けいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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