04 05

たね蒔きジャーナル20120405

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の近藤伸二さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、大飯再稼働、野田氏は枝野氏らと会合を2度目、安全基準を了承して、暫定基準を了承です。中長期対策は再稼働してから考えるのです。藤村氏、法律的に地元の同意は要らんと言って顰蹙を買っています。

 大阪市の橋下氏、大飯再開に対して、安全性を確認しないなら政権は持たないと言っています。政府に統治能力はないと言うのです。リスナーより、大飯に地元の再稼働なしとは、政府は独裁だという意見がありました。近藤さん、安全基準は福島事故を反省して今までと違うものを出さないといけないのに、中長期的に時間がかかるものが多く、地元が信頼できるものが出せるのか、示せなければ今までと変わらないという意見です。

 愛知・豊橋でしいたけから改定前の基準に抵触するセシウムが出て、子供たちが食べているものです。茨城の業者から仕入れて、1400ベクレル/kgのセシウムが出たのです。千葉のたけのこに新たな規制値を超えて、出荷停止です(新基準での停止は初めて、市場には出ていない)。

 そして、小出先生のお話、定期検査で止まった原発の再稼働、
藤村氏は地元の同意は法律では要らんと言っていること、これまでの法律の枠組みと政治家が作り、原子力を進めた(自民→民主)結果事故になり、悲惨な被害になっている。その責任は誰にあるのか。小出先生も責任を自覚しているが、責任が重いのが原子力を進めてきた人たちで、その人たちが責任を自覚していないのが驚きで、いつまで経っても政治はダメと言うことです。

 この前まで地元の理解と言っていて、近藤さん、地元の範囲、京都、滋賀も自分たちの声と言い、大阪もいい、従来の方だと大阪、滋賀、京都は関係ないと言うのだが、8kmで収まる前提が崩れており、地元はもっと広く考えないといけないと学ばない政治家は、落選させるしかないのです。

 福島4号機のパイプが外れて汚染水が漏れて海に出たこと、12トン漏れて、ストロンチウム入りで、ストロンチウムはウランが核分裂して出来る生成物のひとつ(セシウム137と等しい量が出来る)、人体の危険度はセシウムの数倍、揮発性がなく、福島でも大気中にストロンチウムは出なかった(1/1000)が、水に溶けやすいので、水の浄化系でセシウムを捕まえているものの、ストロンチウムは取れず、これから深刻な問題になるのです。

 大部分海に漏れて、影響は、今日の報道で大変と言っているものの、循環冷却も困難で、しかし毎日漏れていて、敷地の中に12万トンの汚染水があり、立坑、トレンチにあり、コンクリートで出来て、ひび割れる=毎日漏れる、小出先生はコンクリートの水は漏れないところに移さないといけない(例のタンカーの話)のですが、たね蒔きに政治家が出てやると言ったのに何もされず、毎日漏れている、根本的に、水を移さないとアウトなのです。これからも漏れるのです。

 12トン漏れたからと驚く場合ではないのです。

 リスナーの質問もあり、汚染水漏れ、冷却水に染色剤を入れたら分かると思うものの、危険ではないかについて、爆発はないが、そこらじゅうで漏れているので、染色しても分からない。東電は漏れを見つけたくない(漏れていないという建前)のです。しかし、いい提案で、東電にやらせるべきなのです。

 続いて、神奈川の方より、食品の放射能、プルトニウム、ウランはなぜ持ち上がらないかについて、やらないといけないが、セシウムに比べて100~1000倍手間暇がかかり、セシウム並みの状態での測定は困難で、ストロンチウムはセシウムより危険だが、出た量は少なく、被曝なら何よりセシウムが問題なのです。プルトニウムも放出量が少なく、今はセシウムを注意、しかし測定しないといけないし、海ではストロンチウムがより問題になるのです。

 今日も小出先生のお話をお届けいたしました。
 永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、南海地震の津波対策で、津波工学の国立和歌山高専の小池信昭さんが電話出演されました。南海トラフの巨大地震の震度と津波の予測があり、100~150年感覚で巨大地震が起こっています。震度7になる地域が2003年の推計の23倍、津波も高さで2~3倍なのです。

 小池さん、東日本大震災後に和歌山の立ち上げた防災会議のメンバー、ハザードマップを作られたのです。和歌山の津波の専門家で、今回の想定、東日本大震災では想定外と行政が逃げたものの、想定外は住民には許されず、行政に想定外はゆるされない意識を感じているのです。

 南海地震は発生確率が30%、今回の想定は1000~2000年に1回の想定で、次の南海地震を想定したものではなく、しかしそれでも逃げないといけない基準になっているのです。最大で可能性のあるものなのです。

 今回の想定、今まで地震学で未知の、トラフ沿いの模様、海底地盤がずれるとは思っていなかったが、東日本大震災で、海溝近くも地盤が動くことが分かり、2003年の指針に付け加えて、4連動地震を想定してこういう大きな数字になったのです。震源、波源域が大きくなるのです。

 多くの命を守るため必要で、小池さんの学校(御坊市)には17mの津波の想定があり(前回の想定は7m)、番組で御坊市民にインタビューして、津波への懸念が市民にあります。近藤さん、標高の数字を知るなど意識が高いのに、この想定で驚いている模様を指摘されました。小池さん、市民の意見を聞いて、日高川の河口に広がり、高台が近くになく、逃げる場所がなく、6階建てのビルより高いもの、津波避難タワーを作るか、100年単位なら高台移転も方法と言われました。御坊の防災担当の人と明日話すもので、アドバイスするものなのです。

 高知県には34m、静岡他に20mを超える津波が来る、住民はどうすべきか、それが必ず来るのではないが、来る前提で対策を取らないといけない。最初から最大の波が来るのではなく、早く1mでも高いところに逃げるしかない。行政が、防波堤を作る、堤防を高くするのも方法(ハード)+ソフト(避難)対策を組み合わせていくしかないのです。

 リスナーより、東日本では津波まで数十分であの被害、なら和歌山では2分しかなく、そんな短い時間で助かるのかについて質問があり、マグニチュード9なら2分なら揺れている時間で、2分で来るのは1mの津波であり、最初の第一波は小さく、防潮堤で防げる、最大は第2,3波、20~30分あるので、そこで最善を尽くすべきなのです。2分で津波と言うのではなく、落ち着いて逃げる時間はあるのです。あきらめないことが大事なのです。最善を尽くすと東日本でも助かった人も多いのです。

 小池さん、串本の防災アドバイザーで、町の庁舎、警察などの防災の拠点を高台に移すことを考えて、住民も高台を希望する人には用意する、高台へ行ける避難路を整備しているのです。

 避難で、お年寄り、障害者の場合、東日本ではてんでバラバラに逃げて、しかし身内を見捨てられない、お年寄り、障害者は高台に住むのが理想で、地域で、そういう人を車で避難(避難は原則徒歩)する決め事を、避難訓練でやっておく(訓練で出来ないと本番もダメ)べきなのです。

 近藤さん、これをいきなりやれと言っても無理で、訓練、意識が必要と言われて、そして小池さん、各地で訓練、釜石の奇跡があり、子供への防災教育が重要で、和歌山でも子供に力を入れているのです。

 震度7の地域が増えて、これで津波前にけがをする、なぜ震度7が増えたのか、震源が内陸側にずれたためで、避難の前に家の下敷きになる可能性があり、耐震診断もして、避難する準備が必要なのです。

 津波対策で重要なのは、避難する意識を持つ、自分の命は自分で守る、であり、一人では助からない人もいるが、自分の命は自分で守るべき、高台に逃げるのが重要なのです。

 小池さんのお話はまた今後聞く予定です。近藤さん、地域の特性(高台の有無、避難経路)を知って、実際に起こったらどうしたらいいかを考えないといけないと言われました。訓練もそれに終わらず、現実に結び付けるべきと言うことです。今日は津波防災のお話をお届けいたしました。
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ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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