04 21

カタストロフィー回避のためにアメリカの議員が動き出した

Thu.2012.04.19
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1232.html

カタストロフィー回避のためにアメリカの議員が動き出した

米上院エネルギー委員会の有力メンバー、ロン・ワイデン議員(U.S. Senator Ron
Wyden)
画像は、independentaustralia.net(18 April, 2012)の記事から拝借。

「福島第一原発事故収束に向けて、日本には緊急援助が必要だ」
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「日本の動きは遅すぎる。米国はスピードアップに向けた支援をすべきだ」

福島第一原発4号機の使用済み燃料プールのカタストロフィーを回避するために、世界中が動き出しました。

まず、アメリカの国会議員が動き出しました。
そして、カナダで。そして次々と。
ウォールストリート・ジャーナルが報告しています。



カナダの有名サイトは、世界的な世論喚起を呼びかけている

カナダの有名な独立系情報サイト(ときに陰謀暴露も)globalresearch.caでは、この記事をブログやtwitterで広めるよう薦めています。

4号機プールは、人類にとって最も大きな脅威
The Greatest Single Threat to Humanity: Fuel Pool Number 4

後日、私たちは、3.11の地震後、もっとも大きな脅威になっているのは、福島第一原発の原子炉そのものではなく、4号機の燃料プールに格納されている使用済み燃料であることに注目してくれるよう促してきました。

これを見てください。2月に記した記事です。

科学者たちは、今年中(2012年内)に、マグニチュード7.0の地震が福島を襲う確率は70%であると言っています。

また、今後3年以内にそれが起きる確率は98%に達するとも言っています。

核の専門家であるアーニー・ガンダーセン氏は、もしマグニチュード7.0、あるいはもっと大きな地震が起きれば、使用済み燃料プールの構造物全体が崩壊する可能性があると言っているように、4号機の使用済み燃料プールを収容している構造物を安定化させるためには、人類ができることはすべてやるということは焦眉の急なのです。

東電は、4号機建屋では、何がしかの構造物を造っています。
非常に困難な環境下で、それは時間との勝負です。
願わくば、東電にその勝負に勝って欲しい。

APは、このように指摘しています。

4号機の使用済み燃料プールの崩壊は、他の3つの原子炉がメルトダウンするよりもっと悪い災害を引き起こすことなるので、専門家にとっては、4号機が構造的に完全な状態にあるかどうかが、長い間の主な関心ごとになっている。

アーニー・ガンダーセン氏(以前は、使用済み燃料プールも建造していた専門家)は、

「プールの中の放射性燃料には、何の覆いも保護もされていない。
もし、4号機の使用済み燃料プールが地震によって崩壊した場合、人々は日本から脱出すべきだ。
そして、アメリカやカナダの西海岸に住んでいる人たちは、すべての窓を閉めて、しぱらの間、家の中にこもっていなければならない」
と説明しています。

見たところ、4号機の使用済み燃料プールは、十分な形を成してしません。

去年3月のマグニチュード9.0の地震以来、福島地方では 数え切れないくらいの地震が起こりました。

ドイツZDFテレビは、核技術者のナカ・ユキテル氏が、このように語っているのを伝えています。

「別の地震が起これば、4号機建屋は崩壊する可能性がある。
また、別の連鎖反応が、高い確率で起きるだろう」。
(4号機は他の放射性廃棄物と同様にプルトニウムも含んでいる)

月曜日の毎日新聞は、以下のように報道している。


「4号機建屋の貯蔵プールには、合計1535本の核燃料棒が収められており、その重量は460トンになる。

原子炉建屋は7階の構造で、それ自体が大きな損傷を受けおり、貯蔵プールのある3階、4階部分はむき出しの状態になっている。
すでに屋根が吹き飛ばされている。

貯蔵プールが壊れて水がない状態になれば、中にある核燃料が過熱して爆発を起こし、大量の放射性物質が広い範囲に拡散してしまうだろう。

米国原子力規制委員会(NRC)およびフランスの核エネルギー会社アレヴァは、ともにこの危険について警告している。

福島第一原発・事故調査委員会が2月に発表した報告の中では、『4号機の貯蔵プールは、核災害の並行的、連鎖的危機において、明らかに“弱いつながり”があることが示されている』と述べられている。

政府によった描かれた『最悪のシナリオ』(管理人:菅直人首相の指示で、近藤駿介・原子力委員長によって事故発生2週間後の3月25日に作成された)には、4号機プールの崩壊だけでなく、他のすべての原子炉の使用済み燃料が崩壊した場合も想定の内に入れられている。

万が一、これが起これば、東京を中心とする首都圏の住民は、避難を余儀なくされるだろう。

元国交大臣の馬淵澄夫氏(震災発生直後、菅直人総理によって、内閣総理大臣補佐官に任命された)は、チェルノブイリで行われたように、4号機原子炉の下側から、燃料プールの底の方までを、コンクリート注入して固めることを提案している。

【詳細記事】4号機の使用済み燃料プールにいる作業員たち

そのときの状況に通じている、ある(日本の)政府筋の人間が、このように語っています。

「海水が原子炉内に送り込まれていたので、コンクリートの腐食と強度劣化により、構造物の健全性は疑わしかった。
その上、(東電の)耐震性の計算についても、同じように疑わしかった」。

燃料棒の取出しには、少なくとも3年はかかるでしょう。
そんなに長く、この構造が保たれるでしょうか?

テレビ朝日は、先月の放送で、「もし、地震や漏水などによって4号機のプールにヒビ割れができれば、そのときは東京は終わりになるだろう」と言っています。


※ケヴィン・カンプは、RTで先月、このように述べています。

「4号機の貯蔵プール、これはプールも含めて建屋全体が傾いています。
プールの床が抜けたり、ひっくり返ったりしないように、プールの真下にスクリュー・ジャッキをあてて、下から支えられている。

もし、冷却水が失われれば、火災が発生するまで、わずか数時間の猶予しかないだろう。

そうすれば、放射性物質は環境中に放出され、セシウム137の100%が放出されるかもしれない」。


※ケヴィン・カンプ:
原子力、核兵器の廃絶を目指して活動しているBeyond Nuclearのメンバーの一人。メディアへの露出の多い著名人。



globalresearch.caの編集者からのメッセージ

世界は重大な岐路に立たされています。
日本における危機は「戦争のない核戦争」と評されています。

日本のチームを支持して、有効な処置を講ずることができるように、世界中の世論を喚起してください。
言葉を発してください。このレポートを広めてください。
フェースブックにポストしてください。

切迫した大災害を回避するのに必要な処置をすべて講ずるために、政府のすべてのレベルに対してプレッシャーをかけ、国の内外にアクションを起こすよう喚起してください。


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日本の外では、4号機問題について、世界的な世論となりつつある。すでに、これは国際社会の問題になっている

東電の記者発表には、まだ嘘が織りまぜられています。

そして、責任ある立場の人間は、現場に足を運ぶことなく、未だに机の上で、あちこちから持ってきた係数をかけたり、割ったり愚にもつかない仕事どころか、単なるママゴト遊びをやっているのです。

その結果、出てきた数字が、「4号機建屋の耐震強度は、3.11地震発生後の2割増しになったという計算結果」なのです。

では、地震が起きる前の耐震強度と地震後の耐震強度と、どれくらい差ができたのかは説明しないのです。
これが東電文学。
不気味な隠蔽体質が根底に流れている東電独特の企業風土が生み出した“控えめな表現で真実を隠す、誠に麗しき文学”なのです。

大新聞の記者たちも不勉強なので、それ以上、突っ込んで質問できません。東電は、こうした馬鹿な記者たちに助けられてきました。

いずれにしても、東電は、まだ嘘を言っているのです。
彼らは、間違いなく精神病に罹っています。もともと社会的な適応能力が欠けている人々なのです。

そんな人間たちが原発を動かしているのですから、なんとも恐ろしい国です。

元国交大臣の馬淵澄夫議員は、自身のブログで公表しているとおり、4号機の耐震性については早くから懸念を持っていました。

しかし、彼は官邸に巣くう悪魔的な連中から情報をブロックされ、福島第一原発の情報を与えられなかったのです。

馬淵議員は、民主党の代表選に立候補しました。
自分のためにしか泣けない男、海江田か馬淵か、と有権者は思っていたでしょう。

テレビに出演している老害政治評論家たちも、「馬淵がバランス感覚に優れている」と上々の前評判でした。

しかし、最後になって、ドジョウの野田が唐突に立候補したのです。これは有権者にとって意外でした。
「まさか、野田が、その器じゃないだろ」が世間の見方でした。

投票の結果、馬淵議員は民主党代表選挙で5候補中最少の24票しか得票できなかったのです。
摩訶不思議なことが起こったのです。

民主党代表選に臨んで、馬淵議員は、「党代表、首相になればすぐに見直し、東電の法的整理に踏み込む」と言明していました。

そして、テレビの報道番組では、「復興増税に反対、原発事故には国の責任で対応する」と強く主張していました。

これが日本を支配している経団連、原発ヤクザ組織である電事連の逆鱗に触れたのでしょう。
何の能力もないが、彼らに従順な野田を民主党の代表に据えたのです。

彼は、中身もよくわからずとも、経団連の米倉会長に言われるままTPPにまい進し、電力会社の飼い犬よろしく、東電を存命させ、仙谷由人を次期東電社長に据えるべく、東奔西走しているのですから、まったく滑稽な男です。

こうして菅直人と、実務家であり実践派の馬淵澄夫議員は、原発事故収束の現場から排除されたのです。

その功労者の一人が、“民主党の山本一太”、原口一博でした。彼は利用されたのです。

相変わらず無知な男です。

それだけ、民主党の議員は、電事連、電力総連に骨抜きにされているという証左でもあります。
もっとも、原発マネーの、ぬるま湯に浸かりっ放しの自民党の議員より、若干マシかもしれません。

そして、菅直人の次に、東電問題、(形式的に)福島第一原発事故収束に当たったのが、仙谷由人と枝野幸男、細野豪志の3人だったのです。

細野豪志は、松本剛明、原口一博と並んで「民主党のゴマスリ三人衆」と週刊誌に揶揄されるほど世渡り上手。
次は仙谷と、親分がコロコロ代わっても、うまく立ち回っていけるのです。

彼らの「被災者への補償額を減らしたい」という利害と、「住民から徴収する住民税、国からの地方交付税を減らしたくない」という福島県知事の利害とが一致し、福島の住人たちの自主避難を阻み、子どもたちを被曝させたままにしているのです。

彼らは、間違いなく犯罪者であり、将来の大量殺人者であることは世界のメディアが書きたてていることです。

さて、国立大学で土木工学を学んだ馬淵議員は、菅直人に首相補佐官に任命され、早い段階から4号機の構造的脆弱性を危惧していました。

そして、とうとう福島第一原発4号機建屋内に入って、自分の目で状況を確かめたのです。

国会議員で福島第一原発の原子炉建屋に入ったのは、馬淵議員ただひとりです。

彼は、押しつぶされそうな恐怖を感じました」と述懐しています。





馬淵:
理由は二つあります
第一に菅総理 から原発対応の首相補佐官に任命され、国会議員でただ一人、福島第一原発4号機の建屋内に入ったことです。

補佐官となって、すぐに陸海空で漏れ出る放射性 物質の封じ込めと4号機の耐震補強工事を命じました。

大きな余震で、4号機の核燃料プールが崩れたら、再臨界もありうる。
恐るべき状況でした。

他の工事は 無線でリモート化できたけど、4号機燃料プールの耐震補強は、高線量下の有人作業が避けられませんでした。これには判断に、もの凄く苦しみました。
でも、 やんなきゃいけない。

要員確保も難しい短サイクルタイムでの作業にゴーを出した。そして工事の現認のため昨年6月11日、4号機建屋に入ったんです。
彼が、引き続き福島第一原発事故収束に当たっていたら、今頃、事態は大きく変わっていたでしょう。

ひょっとしたら、日経平均も暴騰していたかもしれません。

彼は、世界の何人かの学者が言っているように、「4号機プールの下側にたくさんのスティールを入れて、すべてコンクリートで固める」という案を早くから出しています。

しかし、「冷温停止・収束宣言」を野田に言わせたかった人形師たちが、馬淵議員の排除工作を行い、代わりに毒にも薬にもならず、空気のような精神論を毎日垂れ流す野田と枝野をあてがったのです。

世界を破滅させる政治家がいるとすれば、それはチーム仙谷の妖怪議員たちでしょう。

そして、日本の経済、世界の経済を再起不能の大混乱に陥れるとすれば、原子力戦隊・スイシンジャーの面々と、原子力ムラの人々でしょう。

今、世界的に大きな世論が起こりつつあります。
それは、本当に人類のDNAに関わることです。

日本の大マスコミは、またまた一切、報道しません。

このままでは、彼ら自身も、そして彼らの家族も致命的な被曝に晒すことになるというのに、まったく頭の中がお花畑な人々です。

私たちは、心あるマスコミの人々に訴えかけるべきです。
そして世論を形成すべきです。

古館一郎、吉田照美、愛川欽也、テレビ朝日の玉川 徹。そして、もっとも大きな功労者・たね蒔きジャーナルのスタッフさんたち。
その他の優秀なフリー・ジャーナリストたち。

上のような人々でなくても結構。自分がシンパシーを感じるマスコミの人々に、メールを送ってみてください。
たった1行の励ましでもいいのです。


元国連職員の松村昭雄氏が働きかけているように、どこの誰からも指図を受けず、すべての企業と利害関係を持たない世界的な専門家チームを、早く構成すべきです。

そして、東電の壊れかけたソロバンではじき出したようなインチキ耐震偽装ではなく、科学的で正確な構造評価を与え、もっとも有効な工程表を作るべきです。

あらゆる方面で特措法を活用し、まず知事を更迭し、万一の事態が起こった場合に備えて、自主避難の時間さえない原発立地周辺の人々を強制的に避難させるべきです。

福島の住民の意向を一人一人斟酌していたら間に合わなくなるでしょう。
まずは住まいの安全、食べ物の安全確保が何より先決です。

その際、自衛隊の出動を要請することも視野に入れる必要も出てくるかもしれません。

現状は、もうそんな差し迫ったところまできているのです。

国会で、いつも足を組んでいる自称「暴走族出身」の安住淳財務大臣が、万年金欠病のIMFに気前よく5兆円を投げ出そうとしています。
経団連に言われるまま、原発輸出相手国に半ばバーターとばかり、大枚のODAを拠出する野田佳彦。

福島の被災者と、その隣県の被災者を避難させるなど、その数十分の一の予算で事足りるでしょうに。
後々を考えたら、はるかにそのほうが経済効果は大きいのです。

まったく子ども同然の政治家たち。
自殺する日本人。無関心な日本人。

情けないことですが、世界の目から見たら、私たちは、そのように映っているのです。報道されないから知らないだけです。

外国メディアが言っているように、小出助教が言っているように、本当に日本は「戦争のない核戦争」の最中にあるのです。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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