05 04

たね蒔きジャーナル20120503

5/3(木)永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の近藤伸二さんの解説で放送されました。今日は小出先生のお話はお休みです。

 原発のニュース、共産党の志位氏、憲法13条と原発は相いれないと護憲集会で発言し、社民党の福島氏も憲法改正草案で、基本的人権の制限に反対しています。他方改正派も集会をやっています。憲法改正を議会の2/3ではなく過半数にしようとする動きもあり、橋下市長も憲法改正を言い、しかし、自分の国の憲法を読むべきと千葉さんも近藤さんも言われました。

 そして、自然界で36年ぶりにトキの誕生で、佐渡トキ保護センターの獣医の金子良則さんのお話がありました。トキの世話を20年続けておられます。

 今日のヒナの様子、大きくなり半月、3羽とも揃い、500~700g(親は1.5~2kg)になったそうです。金子さんの注目しているのは、巣立ちまでのことで、今月後半、20日以降であり、生まれてから40日で巣立ちなのです。

 天敵に巣で襲われるのは、これからはカラスは大丈夫だが、テンはいるし、巣立ちしてからも大変で、冬を越せるのは半分なのです。自然界は厳しいのです。

 まだ卵を抱いているペアもいるものの、なかなか生まれないのです。去年の2倍の卵(10つがい)で、しかしあと10羽生まれたら万々歳なのです。

 金子さんがトキの飼育に関わったのは、佐渡が気に入り、住みついてトキに関わったのです。奥様が佐渡を気に入り、そしてトキに関心を持ち、最初はトキを嘗めていて、鶏と同じと思ったら手ごわく、人を見分ける、飼育の人間を見て、気に入らないと警告し、世話のためにはトキに気に入られないといけないのです。警戒の声を上げられなくなるのに1カ月かかり、ちょっとした仕草で気に入られなくなるのです。神経質な鳥なのです。

 捕まえたりしたら1週間口をきいてくれないのです。トキは頭がいいのです。

 金子さんは木に登り巣を作るのも手伝い、気の強いトキにはつつかれたのです。気の強いオスは激しく突っつくのです。普段はおとなしく、繁殖期に大変なのです。

 トキに教えてもらいながらの20年間なのです。

 自然界最後のトキも金子さん見られて、野性の時の夢を見たのではないかと言うことで、身内が亡くなったような悲しい模様であったのです。

 その後トキは増えて、ほとんどが人工ふ化で、最近は野性に帰し、親鳥に任せているのです。中国からペアをもらい、中国のトキと日本のトキは全く同じ(DNAは99.57%一致、100年以上前は日本と中国を行き来していた)。今、トキは200羽飼育、野外に45羽いるのです。さらに、ヒナが生まれて、もう20~30羽増えるのです。

 3年かかりやっと自然の雛が生まれて、自分たちの力で卵を産んで雛を孵し、野性化への大きなステップで、これから順調に増えることを期待しているのです。

 自然界に離したらもう見守るしか出来ず、トキが飛んでいると、腹が減っていないか、心配で、エサもやってはいけないのです。生みの親として、こっそり餌をやりたいがダメ、野性化しないのです。

 人の手で卵を孵す人工ふ化も金子さんが成功し、そこまで行くのに5~6年かかり、最初からトキで出来ず、黒トキとかで実験して、トキで実現するものであり、一つ一つ積み上げてのものなのです。

 近藤さん、一つのことに3~5年かかると感嘆されたのです。

 金子さん、うれしかったことは、孵化した時で、そのまま自分で孵化するわけではなく、今日も手助けした(ほんの2時間前、人工孵化)、なかなか殻を破れないので、ピンセットで殻から取り出してやったのです。しかし出来るだけ自分の手で、となるのです。産婦人科のようなもので、金子さん、トキの孵化は、ほとんど自力で生まれ、10個に1個取り出す(親も取り出すのを手伝う)、雛にとって金子さんが親なのです。

 何年か前、金網が破られてトキがテンに襲われたのは、絶望、挫折でがっくりとなり、世間はテンより恐ろしいと思ったのです。そんな中、自然界での孵化にこぎつけたのです。

 かつて、トキは日本のどこにもいたと、リスナーより質問で、自然破壊で絶滅させられたのかとことはその通りで、取り過ぎ、住める環境がなくなった(開発)、本来は山の棚田が餌場なのに、森林伐採、環境破壊で、泥鰌を食べるので、冬は湧水のあるところが良く、冬でも水のある田んぼが貴重なのです。佐渡では5割減の農薬でやり、それが広がっているのです。米も高く売れるのです。

 トキと佐渡の人は共生関係にあり、それでないと続かないと言うのです。

 金子さん、トキが普通の鳥になり、稲を荒らすぐらいになれば我々はいらないと言われました。

 日本のどこでもいるようになら、佐渡の環境が日本全体に要り、自然と一体となるものでないと、トキはいられないのです。自然を大切にしないといけない、我々の生き方にも関わってくるのです。一度トキを見たらトキのファンになると金子さん言われました。

 近藤さん、トキは人間の写し絵で、絶滅しかけて、自然を破壊した人間の姿が映し出されていると言われました。日本全体に当てはめないといけないのです。多少の不便は我慢するのか、それを考えるきっかけと近藤さん言われました。

 今日はトキの人工孵化と環境問題をお届けいたしました。トキを通しての自然の大切さで、これは原発とも無縁ではないと私は思いました。

 なお、来週の5月7日、夜8時より毎日放送ラジオで「津波を生き抜く」という特番があります。防災教育が切り口で、千葉さんが進行されます。これもお伝えする予定です。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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