05 08

たね蒔きジャーナル20120507

5/7(月) 永岡です。毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今夜も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。子供たちが津波を生き抜けたのか、現場の取材で報じられ、生き抜くことが日本の大きなテーマになったと水野さん言われて、いつどう行動できるかということで、「これでもか地震に津波に 竜巻に」というリスナーの一句もあ
り、またリスナーより、超巨大竜巻が原発を襲ったらどうなるという意見もありました。平野さん、竜巻が福島4号機を襲ったらえらいことだと言われて、防げるものは防ごうと水野さん言われました。

 原発稼働ゼロの日になり、しかし再稼働なしなら電気料金上げるということもあり、町田さんのお話になります。

 原発のニュース、42年ぶりに原発が全部止まり、泊も冷温停止となり、おおい町は時岡町長が再稼働を巡り議会の意見を集約しており、住民説明会の声、国への要望をまとめて福井知事に言います。

 政府はこの夏の電力需給を検討し、関電の不足が14.9%になると言う(いままで16.3%)、会議4回で改善したのは随時調整契約の効果によるもので、北電も、九電も不足が減っています。東北電力は余力が増えているのです。全国の需給は0.5%改善し、0.1%の余剰であり、しかし深刻である(余りは3%要るそうです)。随時調整契約を入れることへの異論もあります。平野さん、政府の数字が電力会社の後追いをして、再稼働を認める方向であり、去年の秋関電は25%足りないと言っていた。節電効果も関電と東電で異なり、何を信じていいか分からない。信用できる数字で説明しないと説得力なしと言われました。

 そして、電気料金について、経済ジャーナリストの町田徹さんのお話がありました。東京のスタジオに町田さんが来られています。町田さんは電力会社を取材され、たね蒔きはこれで3回目です。
 週末で原発ゼロで、しかし電力会社は原発再稼働しないと値上げと言っており、リスナーより、真夏の計画停電だと冷蔵庫が使えないと心配との声があり、再稼働なしで電力不足になるのかについて、町田さん、天候次第で、去年なら大きな影響はない。2010年、過去最高の猛暑で、あれなみだと厳しいところが8月に出るのです。

 日本総研は、ある程度の節電が出来たら一昨年でもOKとなり、中国、四国、北陸は余力あり。関電はどうかの議論があり、リスナーより、電力会社は需給予測システムを持ち、それをフル活動させたらと言うのに、発電所はいろいろあり、火力、水力、稼働させてすぐに動くものとそうでないものがあり、目いっぱいの稼働には要領よくやらないといけないのです。原子力は1回付けたら安いと言うのですが、原発があればうまく行くというのはウソで、原発が動く動かないによらず電気料金は上がるのです。福島の事故の後始末に金がかかり、電気料金でなければ税金になるからです。

 その後始末の額も決まっておらず、政府は4.5兆円+1兆円しか出しておらず、損害賠償(4.5兆円)、除染(政府はコストを見積もっていない!)、福島廃炉の費用も1兆円しか見積もっていないが、エコノミストは10兆円かかると見ているのです。除染は、あるエコノミストは100数十兆円(日本の国家予算の2倍)、損害賠償も政府の見積もりと2ケタ違うと言うものなのです。福島の後始末、政府が過小評価しているのです。損害賠償、16万人の4.5兆円であり、全国の風評被害、仕事を失った人もあり、それは入っていない。その上、2年目までのものしかなく、福島沖で漁業が出来ないことの今後も入っていないのです。

 賠償の4.5兆円でも大変なのに、平野さん、賠償も1/4しか支払っていないと言うことで、今必要な人にお金が回っていないと指摘され、東電は自腹で支援していない、政府よりもらった金より出ているお金が少ない(2.5兆円もらって800億しか出していない)。異常に大きな天災だと免責される事項が通じると信じており、政府のお金で賠償、世界一の電気料金でためた内部留保で賠償する気はないのです。

 27日に総合事業計画、値上げ、柏崎再稼働のレポートを、経産省が東電に発表するなと言い、部分的なリークしか経産省より出たものだけで、リストラしているから出してくれと言うのに、10年で2000億円増えているのみ。給料で減らすのは2割、しかし、法的整理のJALは人員4割カット、それも3年でやっており、法的整理をしたら、まじめなリストラ、人員整理もいる。東電は払う気がなく、政府も払いきれない。4.5兆円の賠償が2ケタ上+除染に100数10兆円+廃炉に10兆円(通常の廃炉ではなく、それも40年かかる)もあり、役人のやることはとんでもない。きっちり計算する根拠がなく、いい加減な見積もりしかないのです。

 今国有化したら、東電の払うべきとんでもない金額を、国民が払わされるのです。

 リスナーより、家族を関西に避難させた人、引っ越しに大変なお金がかかり、それで電力料金値上げとはとんでもないと言うことで、町田さん、東電が賠償する支援は機構にあり、電力の9会社が上納金にあり、関電も入っており、東電を救済する必要があったのか、なのです。

 最終判断は政治で、仙谷氏、枝野氏が役人の防波堤になり、枝野氏も国有化=マイナスの責任を負うとなってしまったのです。

 国が東電の責任を負うのはまずい。賠償と言う概念は、国が財政破綻するよりマシとなり、賠償より、福島のところで雇用するとか対策をしないといけない。国営東電に払うことになり、国民の生命、健康は社会政策でやるとしないとダメなのです。

 平野さん、機構のトップと東電会長が一緒を問題にして、町田さん、下河辺氏が甘い見積もりをした人であり、会長は20人以上の人間が断り、引き受けるのは下河辺氏となり、当初の予定なら3月にきまっさていないといけない。枝野氏のいうことは支離滅裂なのです。

 倒産弁護士、裁判所に出す書類を出すのが仕事で、書類つくりのプロで、仙谷氏のいうことに詭弁があると町田さん言われました。

 リスナーより、液化天然ガスなどの代替があるのに、円高で安く買えないかという指摘に、町田さん、原発なしで、LNG高くてもいいからと買っているのです。相場の5割高で買っており、これでも電気料金が上がるのです。太陽光、風力も1kw42円で買い、もっと高い。国民の電気料金はうなぎのぼりになるのです。自然エネルギーを買う費用は、電力会社は払わなくていい。国民にかかり、福島で被災した人も払わされるのです。

 火力発電の土地にLNGのタービンは設置できるのですが、安いのは石炭で、埋蔵量は700年分あり、運ぶのが大変なので安く、しかし石炭はCO2を出すものの、それを激減させられる発電所もあり、燃焼効率はいい。こういうことは5~10年前から分かっていたのに、電力会社は原発をやりたくてこういう新しいことをやっていなかったのです。

 これで時間となりました。リスナーより反応もあり、腹が立って仕方ない、原発がこれほどの金食い虫なのに、ということで、賠償・除染・廃炉の費用がでていないということに激怒です。補償のすざんさに驚き、国民に全部負担させるとは虫が良すぎると言い、平野さんも、怒りを激しくされています。しかし、政府がちゃんと言わないと、町田さんのいうことを聴いていない人は怒れないのです。平野さん、再稼働はもっと後だと言われました。また、町田さんのお話を聴く予定とのことです。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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