05 09

たね蒔きジャーナル20120509

5/9 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、家庭用電気料金を10.28%東電は引き上げで、柏崎再稼働も目指しているものの、枝野氏は規制庁の発足を条件にしています。

 計画的避難区域の川俣市で自殺した女性の遺族が東電に損害賠償を請求です。家を離れることに不安を持っての自殺で、7500万円の賠償を求めて提訴です。

 瓦礫、大阪府と大阪市は岩手の瓦礫を夢洲で処分し、9か所ある処分場で燃やして夢洲を最終処分場にしています。橋下氏は他にどこがあるか、夢洲のみを検討し、ゼオライトを敷き詰めて処理し、2年で18万トン処理します。
 そして、ひさびさに小出先生のお話、アメリカに行かれて
、3・11以降データのある場所にいたいとしていたのが、アメリカに行って印象に残ったのは、小出先生アメリカが大嫌いで、しかしアメリカに行ったら、いるのは同じ人間、苦労して子育てしているのを見たのです。

 日本の放射能について、事故が起きて日本政府とマスコミの情報が、世界で出ている情報と乖離があり、世界は日本政府の情報を信じられず、本当はどうなのかと困っていたのです。アメリカの方が実態に近いものを伝えており、人類が初めて経験する事故で、建屋の爆発で不安になり、日本政府は大丈夫といっており、もちろんそんなことはなく不安で、アメリカは50マイル以内は逃げろとしており、世界の認識と日本の情報が違い、皆さんに重荷になったのです。

 シカゴでも小出先生お話をされて、シカゴは原子力にゆかりの場で、原子炉はもともと原爆材料のプルトニウムを作るところで、電気を作るものではなかったのです。人類初の原子炉が、シカゴ大学で動いたのです。そこで取り出されたプルトニウムは、おもちゃのような原子炉で、ようやく原子炉が動くことがわかり、実際はワシントン州のハンフォードでプルトニウムが作られたのです。

 原子力の歴史は戦争であり、小出先生一度は行きたかった。日本は福島事故に直面し、日本がどう原子力に関わったかを語り、原子力は放棄すべきと言ったのです。

 大阪府と大阪市が瓦礫を、夢洲で処分すること、「やってはいけない」、しかし環境省と最終調整に入り、焼却灰を直接埋め立てるのは全くいけない。セメントで固めた灰を埋めるのもダメ、放射能は発生した現場に閉じ込めるのが原則で、大阪に持ってくるのはやってはいけない。灰は放射能を濃縮しており、引き受け手はいけない。元の場所でお守りをしないといけないのです。

 今の案で、セメントで固めるのは高く、ゼオライトを敷いて灰を埋めると、効果はあるものの、セメントに固めたらそれも効果はあるが、やってはいけない。原理原則を考えて、それぞれの場所に焼却場を作ることを政府にやらせないといけないのです。

 維新の会が小出先生のところに来て話を聞いたのに、現地で焼けと言って、引き受けるなら放射能をばら撒かないフィルターを付けて、灰は現地に返せと言ったのにこの始末で、維新は小出先生のお話を聞いていたのに、何を聞いていたのか、なのです。近藤さん、小出先生の意見が通らなかったのは、維新の会をコントロールする人の意見であると言われて、小出先生も近藤さんに賛同されました。

 小出先生のお話をお届けいたしました。続いて、高速ツアーバスの事故に関して、バス・タクシー労組の書記次長の松下末宏さんのお話がありました。松下さん、バスの運転を22年間勤められ、今日はスタジオでの出演です。

規制緩和と事故であり、リスナーより意見があり、ツアーバスで怖いと思ったこと、トラックを運転している方より、夜高速を走るとトラックは同じ速度なのに、高速バスはトラックより速いとの指摘もあり、トラックは速度制限装置が法律で付けられているのに、バスには付いていないのです。それだけ安全と思われているのです。

 規制緩和が原因と言われて、トラックのドライバーの方より、規制緩和で危険なバス会社が増えたと指摘があり、松下さんその通りで、白バス営業が増えて(許可を取っていないバス会社)、簡単に参入で来て(免許→許可制、それも書類、内情は見なくていい)、今回の事故も白バスだったのです。

 こういう会社はたくさんあり、トラックで言う持ち込み、何人か集まり許可を取り、営業権を持つ人が名前だけ貸すのもあるのです。運転手がバスを持ち、グループでどこかの会社に持ち込んでやり、もともと違法が当たり前の人であり、今回も運転している人の勤務条件もあり、これをチェックするのは本来運行管理者(会社の中の責任者)なのに、それがなされていないのです。

 一つの会社が全部の事業を行っているのではなく、旅行会社はバスを持っていない(持つところもあるが、事故を起こしたところはそうではない)、仕事のある時だけ持ってきたらいいのです。

 近藤さん、民事訴訟で賠償となったらと聞かれて、松下さん、バス会社が払わされる(丸投げ)と言うことで、旅行会社は、バス会社を安く買いたたくことが横行しているのです。大きな旅行会社が買いたたくのです。バス会社はコストを下げるしかなく、全収入の3割を発注するところもあり、それを止められたら終わりで、バス会社は従わざるを得ないのです。

 旅行会社から、これだけでやってくれ、ダメなら他に回すとなるのです。

 大阪-東京はもともと8000円が、今3000円、補助席なら2000円なのです。

 事故の後、バスの客は減っていないのです。安いから魅力なのです。近藤さん、覚悟して乗らないといけないと言われました。松下さんの仲間に、身内に、ツアーバスに乗るなと言っているのです。リスナーより、夜中高速をトラックで走ると、ツアーバスの走り方がひどい。バスは100km以上で走ると指摘があり、ひどいと120~140km出す。それだけ、質が落ちて、また睡魔が襲うので、緊張感を出すためにスピードを出すのです。それは、どっちに転んでも危険で、睡眠をとっていても疲労は蓄積し、出勤は朝、夜など不定期で、体を合わせるのが難しく、休暇も少なく、判断力も落ちるのです。

 総務省がツアーバスの運転手に聞いたら、運転中の居眠りは9割!なのです。

 大阪-ディズニーランド、人気の路線で、運転手の勤務状況は、規制緩和前は600~700万円の年収であったのに、今は400万あればいい。新人だと300万円で、今回のところは正社員を雇わず、パート、日雇いでやると1往復で3万(27000円)という始末で、現地での仮眠も取れない(本来は宿泊しないといけない)。ディズニーランドでバスを止めてからまた仕事もあり、数を走らないといけないのです。

 近藤さん、規制緩和が過酷な状況下を知り、役所がなぜこんなことをしたのかについて聞かれて、松下さん、規制緩和したらそうなると言っていたのに、小泉改革で押し切られて、はずみのかからない状況で、自由競争でやられて、しかし安全のいる業界だと、安全は規制緩和してはいけないのです。

 今回は特殊な運転手の事故としたらいけないのです。このような乗務員を使わないといけない状況にしたかを考えないといけないのです。

 これで、旅行会社は儲かり、運転手は大変。近藤さん、大手旅行会社が問われないといけないといい、松下さん、旅行会社を取り締まる法律がなく、バックマージンをよこせとかあり、結局、運転手に来るお金が減っているのです。

 闇は深そうです。

 リスナーより、バスの状況とタクシーは同じ、安全は二の次という指摘がありました。結局、しわ寄せは弱者(乗客)に来て、規制緩和の問題を語っていました。安いところに客が来るのは、どこかにうまみがあり、しかし働く人はつらく、乗客は危険なのです。

 今日は、バス事故の背景をお知らせいたしました。

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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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