05 15

たね蒔きジャーナル20120514

5/14 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。 

 原発のニュース、関電管内で企業に電力の制限令を発動し、関電で20%、九電12%の節電(融通してもらえたら15%、10%になる)と言うことです。中部、北陸も5%の節電を依頼。東電、東北電は余力があり、復興のため数値目標なしです。
関電は節電が大きく、関電の足りないと言う数字と同じであり、平野さん、新聞により制限令を出すと言う国民に不安感を抱かせ、政府は電力配給令を出すべき、精査した数字ではなく、余力を出すように交渉する政府の動きがないとの批判がありました。去年の夏も、今年の冬も電気が足りないと騒いだのに乗り切れたのです。

 大飯原発、議会は再稼働を認めています。反対派より事故原因の究明がないとされたものの、多くの議員より地元経済の逼迫で可決され(賛成11、反対1)他のです。全員で福島原発の視察と言う意見も出たのに、それは不同意と同じという結果であったのです。時岡町長に提出し、西川知事に容認を伝えます。

 静岡の川勝知事、原発補助金におおい町は浸かっていると、気の毒と言っています(浜岡の再稼働は考えていないそうです)。

 平野さん、福島の見学も不適切とされたこと、議会で結論を決めてからやっており、政府の再稼働の根拠にされ、周辺の自治体の反発を招いていると言われました。地元はどこか、滋賀や京都も地元と言い、先週毎日が、地元の定義を論議しようとしたら隠蔽されたとスクープし、京都や滋賀の理解を得るのに、反対されたら困ると、原子力委員会がやっているのです、近藤委員長が了承しており、この隠蔽事実を明らかにせよとなっているのです。国は大飯のことを前提に突っ走るが、それを許してはならないとのことです。受益共同体で、町長の親族が関電の事業を受注しており、これで理解と決めつけてはいけないと平野さん言われました。

 JNNの世論調査(1200有効回答)、再稼働反対が55%、賛成は36%、政府の安全基準を信じるのは15%であり、夏の電力不足について、我慢できるとしたのは80%にも達するのです。

 東電の2012年3月期の決算、2.8兆円の特別損失、純利益は7800億円の赤字で、来年は値上げで4000億円の増益を見込むのです。





 今日の特集は、昨年アラブの春として中東で民主化が起こったのに、独裁政権が続いている中東のシリアで、難民に取材したイラクの子供を救う会のジャーナリスト、西谷文和さんのお話でした。西谷さん、今までもアフガン他危険な場所から報告されています。西谷さん、スタジオでの出演です。

 シリアのダマスカスに4回入り、今は入れないのです。無許可で入ると間違いなく殺され、北朝鮮と同じで、アサドが見せたいところだけ見せると言うのです。世襲も北朝鮮と似ているのです。本当のジャーナリストとして行くと、そうしたカナダ人が二人殺された(自由シリア軍vsアサド軍の内戦で、この間の取材をするとシリア政府に狙い撃ちされるのです)のです。ヨルダンとシリアの国境で取材し、望遠撮影すると向こうから撃ってくるのです。地元のジャーナリストが射程の長い機関銃でやられたのです。国境に近づきすぎないこと、長くいないことなのです。シリアとレバノンは、シリアはレバノンに支配され、レバノンは反撃しない(レバノンは弱い)。シリアとヨルダンでも、撃ってくるのです。

 西谷さん、1年以上、1万人以上市民が殺され(実際にはもっと)、難民も国連統計で20万人、実際は200万人逃げているのです。1日、市民の殺されるのが20~40人だったのが、今年は80~100人殺され、町ごと潰されたところもあり、侵略戦争ではなく、自国の軍隊に殺されているのです。リビアのカダフィも同じであり、立ちあがった民衆を弾圧しているのです。

 アサドを支える軍隊の、転んだものが自由シリア軍になり、こちらの多くは、民衆弾圧がいやになりこちらになり、しかし、武器の性能が違う(戦車vs鉄砲)ので、トルコに逃げたのです。リビアと違いNATOの空爆もなく、アサドは強いのです。

 ロシアが現政権を支持しており、ロシアはシリアを失いたくない。イランもシリアを支持して、シリアはロシアの半分同盟国で、ロシアはイラクが転覆させられ、リスナーより、ロシアの仲間が転覆させられたからとの質問があり、親米ではなく、ロシアは後ろ盾にしたいとの意向があり、中国と北朝鮮の関係に似ているのです。

 シリア難民、国境を夜超えて逃げて、9歳の子供、国境を超える時に銃の音が聞こえ、死んだ人もいる。難民はアサド政権のひどさの生き証人で、国境警備隊が撃つ+拷問がひどい、デモ中に戦車から砲弾が撃たれ、捕まり、何カ月も拷問して、ガスバーナーで全身を焼く(西谷さん見ている、両手両足腹と焼かれて48時間気を失った)、水責めもあり、コーラを無理やり飲まされて排泄できないようにされる、男性機能も失った人もいるのです。デモに参加しただけでこの始末なのです。

 デモは、子供たちが秘密警察に誘拐され、2011年2月11日、ムバラクの倒れた翌日に、子供がアサド、次はお前の番だと書いたら、秘密警察が捜査して10人中学生を捕まえ、親が返してくれと行くと、警察署長がアサドの配下であり、子供が欲しかったらもう一度産めと言い、それが発端でデモになり、子供たちが拷問されて殺され、遺体は家に送られたからです。

 デモはダマスカス、ホムスに飛び火して、しかし国際社会が動かず1年以上経ったのです。リビアにあれほど介入したのに、なぜシリアを放っておくのか、なのです。

 中国もアメリカの対抗上、リビア、スーダンの独立で独裁が潰れ、中国の影響力の低下を恐れる(新しい政権はアメリカ寄り)、人権よりそちらです。

 レバノンもシリアの影響で内戦になり、シリア支持と反対の人で内戦になり、ヒズボラ(イスラム過激派)はシリアが支え、レバノンにシリアに恩義のある人、倒さないといけない人とあり、内戦で壊された映画館に難民が来て、そこに親シリアの人がロケット弾を撃ち、難民が反撃、なのです。

 シリアとイスラエルは蜜月であり、レバノンのスンニ派はアサド反対、その他シリア支持もあり、シリアがひっくり返り、スンニ派が取ればイスラエルと対決になり、イスラエルはアサドだと安泰で、アサドが倒れて未知の政権が出来たら困り(挟み撃ちにされる)、イスラエルとシリアは親しいのです。難しい国の中にあり、アサドのままもめた方がいいという勢力があるのです。

 リスナーより、日本にとってシリアはどうなのかについて、1万人以上虐殺され、これは増える、停戦監視団を入れてロシア、イランから武器が入らないようにして、国際刑事裁判所で裁かないといけない。このままだとたくさんの人が死ぬので、日本から送るのが、自衛隊がいいか丸腰の人がいいかはともかく、早く第3国が調停案を出して止めないといけないのです。シリアの人も日本に監視してくれと言っているのです。

 西谷さん、現地で撮ったフィルムを秘密警察に取り上げられているのです。我々が知るのが難しいのがシリアなのです。米子のリスナーより、たね蒔きへの支援もありました。

 今日は、シリアのお話、2月24日に続いてのものでした。
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Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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