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朽ちていった命/被曝医療83日間の記録

<book11-30『朽ちていった命/被曝医療83日間の記録』(NHK「東海村臨界事故」取材班)>(友人のメールから)

NHK「東海村臨界事故」取材班著『朽ちていった命/被曝医療83日間の記録』(新潮文庫)を読んだ。この本は小出裕章さんの講演で教えられ、購入したもので、(原爆被害を除いて)日本最初の「臨界事故」により被曝された大内久さんを83日間にわたり治療した医療スタッフの記録である。(もうひとり篠原理人さんが亡くなられている。)臨界事故による中性子線による被曝が人間の遺伝子情報を破壊し、それは放射線障害を全身に起こし、人体を徹底して崩壊させていく。その様が83日間のわたり詳細に明らかにされていく。この事態が福島の地で大規模に、そして徹底的に(それもチェルノブイリ原発事故を上回って)進行していることを想像するとそら恐ろしくなる。今一度、原点に立たされた感じがする本だった。
<目次>
被曝/1999年9月30日
邂逅/被曝2日目
転院/被曝3日目
被曝医療チーム結成/被曝5日目
造血幹細胞移植/被曝7日目
人工呼吸管理開始/被曝11日目
妹の細胞は/被曝18日目
次々と起きる放射線障害/被曝27日目
小さな希望/被曝50日目
被曝59日目
終わらない闘い/被爆63日目
1999年12月21日/被曝83日目
折り鶴/未来
あとがき
参考文献
解説(柳田邦男
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tomo

Author:tomo
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