07 13

世界破局の巨大核惨事につながりかねない、4号機核燃プール問題

ガレキ撤去終了 核燃料 取り出しへ/試験的に2体 ◇ 国際社会の批判でようやく重い腰 / 汚染水漏出防止対策とあわせ、日本政府はフクイチ封じ込めに全力を挙げよ! 先送りせずに! 時間的な余裕は、もはやどこにもない!

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 日本政府・東電が「4SFP」対策にようやく手をつけようとしている。強い地震がくれば、世界破局の巨大核惨事につながりかねない、4号機核燃プール問題。

 来年末から取り掛かり、10年で核燃の取り出しを終えるという「工程表」に対して、国際社会から厳しい批判が湧き上がり、ようやく重い腰を上げた政府・東電だが、今回の試験取出しが、「外圧」をかわすためのポーズだとしたら、世界は――あるいは歴史は(大げさでもなんでもなく)日本を許すことはないだろう。

 世界はいま「4SFP」を注視しているのだ。
 政府・東電は外部査察を受け入れるなど、国際的な支援と協力をバックに、核燃「全撤去」に全力を挙げなけれ
ばならない。

 先のブログでも報じたが、ドイツ海洋研究所の予測ではフクイチ発の放射能水が本格的に北米西海岸を洗い出すのは、2015年以降。
 立方mあたり10~20ベクレルの波が、カリフォルニアなどのビーチを襲い始めるのだ。

 そうなると、原子力賠償条約に入っていない日本が、米国・カナダなどで損害賠償集団訴訟ラッシュに遭うことは目に見えている。日本たたきも激化することだろう。

 そういう状況が3年先に控えているのだから、日本政府は1~3号機の汚染水対策で手だてを講じ、これ以上の海洋汚染を回避することで、国際社会の理解を求めるしかない。

 先送りしている時間は、ない。

◎ ソース 「フクシマ・ダイアリー」 → http://fukushima-diary.com/2012/07/reactor4-debris-removal-was-finished-fuel-will-be-taken-out-soon/

◎ 関連 共同通信(5月27日付け) 東電、未使用燃料を試験取り出し 福島原発保管プールから
  → http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012052701001807.html

 東京電力が福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに保管している未使用の燃料2体を、7月前後に試験的に取り出す方向で検討していることが27日、分かった。

 未使用の燃料は使用済み燃料と異なり、核分裂をしていないため発熱せず、危険性は小さい。取り出した燃料の損傷の程度を確認し、今後の保管方法などを検討する。

 昨年3月の事故時、4号機は定期検査中で、原子炉建屋5階の燃料プールには使用済み燃料783体、原子炉から取り出した燃料548体、未使用の燃料204体の計1535体が入っていた。政府と東電は廃炉に向け、2013年にこれらの燃料の取り出しを始める計画。
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