07 17

たね蒔きジャーナル20120716

7/16(月) 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は水野晶子さんの司会と、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さん、東京のさようなら原発10万人集会(実際は主催者発表で17万人集まった)を取材されて東京スタジオからの放送です。

水野さん、前に進めず、メインステージに行けなかったそうです。5分あれば行ける距離が40分あってもたどり着かなかったのです!平野さん、主催者発表以上いた、
警視庁は官邸デモも過小な発表をしており、平野さん警視庁の数字はおかしいと言われました。公園を全部埋めて、日本の市民運動史上初のことで、小学生、赤ちゃんからお年寄りまで、ひとつの政治的要求に声を上げたのは日本の政治史上になかったと言うのです。静かな怒りの輪で、怒りが沸騰しているのです。水野さん参加者に取材して、未来の子供のために反対したいとの声、多くの国民が反対しているものは止めろとの声がありました。ツイッター、ネットで情報を得た人が多く、組織に属さない人が多いのです。日本が変わる予感があり、平野さんも、歴史が作られる瞬間に立ち会った、今の閉塞した政権のデタラメに、まともな声を人々が上げる救いがあったと言われました。水野さん暑い中これだけ集まり驚かれました。
 原発のニュース、将来の原発依存度のヒアリング、相次いで電力会社の社員が選ばれており、政府が国民の意見を聞く全国11の都市でのものですが、聴取会で9人ずつ選ばれる中、今日は名古屋での会で、中部電力の課長が個人として来ていて、原発の必要性を強調、福島でも放射能で死んだ人はいないと、35%、45%の原発依存度をと言うのです。会場よりやらせとの批判があり、脱原発の立場から使用済み燃料問題、事故の問題も追及されました。昨日の仙台でも東北電力の人が会社の意見を言っているのです。仙台では首都圏の人も3人発言し、細野氏、ランダムな抽選と言うのですが、福島でもヒアリングして、考慮するというのでした。事務局では、仙台では原発0%を希望する人が7割であったのです。平野さん、「犯罪的な行為」と言われて、未来を決めるのに、細野氏、7割が0%を選ぶのに、電力会社の幹部が入るのは事前に入れていると、作為、茶番と言われました。平野さん、責任問題になる、枝野氏、細野氏、古川氏が同じ弁明をしており、「政権が持たない」と言われました。

 大飯4号機で非常用ディーゼルの異常を示す警報が鳴り、補助モーターの作動でギアが動かず、しかし原子炉起動に問題なしと言うのです。4号機、明後日起動です。

 柏崎刈羽、中越沖地震で運転停止になり、再開に新潟知事は慎重な姿勢です。

 そして、17万人集会のこと、メインステージで呼びかけ人がスピーチし、大江健三郎さん、政府に侮辱されている、署名785万を集めて政府に出したのに、翌日に大飯再稼動のためです。落合恵子さん、コンクリートから人へと言っていたのに、命より原発と言い出し、子供たちにましな明日を残してから死のうと言われました。平野さんも胸に伝わったと言われました。澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん、冥土の土産にと言われ、坂本龍一さん、たかが電気のために命を危険にさらさないといけないのかと言われました。福島の後に沈黙するのは野蛮と、英語で言われたのです。生き方を語った人が多かったのです。

 さらに、福島在住の武藤類子さんが、ゲストとして加わられています。昨年9月11日の5万人集会のスピーチが話題を呼んだ方です。東京スタジオに来られています。このスピーチのラストに話されて、ゲートの外から覗いていた人が、武藤さんのお話を聞きたかったと言われたのです。武藤さんのスピーチ、動画で世界に広がっています(外国語に翻訳されて)。今日の武藤さんのお話、福島の人々も、事故に心を痛めた日本中の人々が支えあい、自分に出来ることをと行動に起こしたと言われて、司会の方も魂に響くと言われたのです。武藤さん、原発から45kmのところにいて、事故を最初に知らされて、長い地震を経験し、地震が原発を破壊しないかと思い、その後津波で冷却できなくなると聞いて、メルトダウンを想起して避難し、しかしまた戻り、福島で生きているのです。武藤さん、チェルノブイリの時に原発に関心を持ち、事故から2ヶ月、藤田佑幸さんの本で原発の恐ろしさを知り、福島に原発が10基もあると知り驚き、反対の行動を取られたのです。学校で避難訓練をすると、火事と地震はあっても原発なし、原発事故の際にどうす
るか職員会議で言っても相手にしてもらえなかったのです。チェルノブイリは遠い国の出来事であったのです。

武藤さん、養護学校におられて、対策がいるのに聞き入れられず、小さなグループで原発事故対策ノートを作り、風向きを見て、何時間で放射能が来るか、国は情報を隠すかもとして、シミュレーションされたのです。不幸にもそれが現実となり、隠すところも当たり、教員生活も20年で辞めて、子供と一緒に授業をするのは楽しいが、ひとつの組織は変えることを通らない(去年に順ずるとか)、教員の仕事も忙しくなり、子供と一緒にいる時間も少なくなり、教材を作る時間もなくなり、何のために教員をやっているのかとなり、教員を辞めたのです。
養護学校の卒業生のための作業場で働き、脱原発の運動で、チェルノブイリ後盛り上がったのに収束し、自分にとっての脱原発は何かとなり、自分の暮らしを見つめなおすことになり、祖父の残した雑木の山を開墾し、消費社会から、生産できる、自給できる暮らしへと思ったのです。それで山を開墾し、それも鍬で掘ると3年で土地が出来て、そこに家を建てて、薪ストーブ&灯油ランプで暮らし、それが面白かったのです。町の暮らししか知らず、面白かった、自分の中の脱原発で、原発、電気に関する考えも変わり、エネルギーは無限ではなく、里山に喫茶を作り(原発事故で閉めた)、ソーラー→バッテリーの電気を使い、天気により電気をどう使うかと考える、エネルギーの量から生活を考えるようになったのです。お湯も太陽熱で動かすのです。太陽の熱で調理するのです。小さい畑を耕し、その生活が事故で一変したのです。

 悲しみと困難の中でよくやったと、拍手、エールを送るものがあり、平野さん、この苦しさについて聞かれて、原発事故の後でみんな必死で生きてきた、つらいのは人々が引き裂かれ、分断される(放射能に対する考えも違い、安全キャンペーンもあり、食べ物、除染、復興の考えの違いにより疎遠になり、対立するようになる、これは事故がないと生まれなかったのに、仲良いものが引き裂かれる)、日を経つごとに分断が深くなり、福島での安全キャンペーン、放射線管理アドバイザーが事故の直後に来て、飯舘村から安全キャンペーンをして、大丈夫としていたのです。今は表立って大きいものはないものの、がんのキャンペーンで同じことをやっているのです。武藤さんが危険と言っても、口に出すのは福島では困難なのです。なかなか言えない雰囲気があり、親しいほど関係が悪くなり、言えないのです。
 
 スピーチの最後に、分断の罠に落ちることなく繋がろうと言われて、また武藤さん、告訴団長になり、検察に受理もされておらず、第1次告訴を6月に行い、福島の、避難した人も1300人で告訴、陳述書、委任状を検察でやっているのです。平野さん、福島地検だけでは困難と言われて、東京地検の力もいるのではと言われて、福島地検で働いている人も被爆者で、地検は線量の高いところ(1マイクロシーベルト)にあり、被爆している人に共感して欲しい。1次だけでなく、もっと広げたいと、全国展開の会議を今日行ったのです。国、東電の責任を問わないといけないのです。

 武藤さんのメッセージ、福島からあなたへと本になり、水野さん東京への便の中で読んで涙が出た。経済優先の中で抑圧されているのは男であり、まだ女のほうが余力があると言われて、女性も抑圧、差別を受けてきたが、経済を上向きにする時に、表で働くのは男性で、経済優先の中で弱肉強食で、落ちまいと必死になり、日本の経済を発展させて、しかし男性は磨り減ってきたと言われました。その中で、暮らし、命は2の次にされた。女は家庭の中でも抑圧されてきたが、まだダメにされていない部分もあると言われました。それが新しい動きになると言われるのです。

 リスナーより、武藤さんの、エネルギーの量から生活するというのが新鮮とあり、また参加者より、頭の中と行動が一致していなかったが、それをさせるのが気持ちよいという声もあったのです。組織のためでなく、自分のために頭の中と行動を一致させることが、今までと違う迫力があったのです。

 たね蒔きは以上です。本日も、17万人集会、全国での脱原発活動に従事された皆様に、心より敬意を表します。
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Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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