07 27

たね蒔きジャーナル20120726

7/26 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の近藤伸二さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、規制委員会の委員長に田中俊一氏を決定です。他にも候補がいたのですが、元原子力委員長の田中氏に決定で、衆参で決まり、しかし田中氏、原子力村の出身者と、採決で造反もでる模様です。

 関電の八木社長、次は高浜と言ったことについて、森会長、おかしいことは言っていないというのです。
安全が確認されたら動かしたいのは当たり前と言うのです。八木発言に枝野氏反発ですが、近藤さん、枝野氏の不快感、大飯も反対を押し切りやったのに、安全性は政府が確認するのに、企業の論理が出て、今この発言は相応しくない、反感を感じる人が多いということです。



 小出先生のお話、六ヶ所村は物凄い放射能が出ることについて、リスナーの質問で、岩手の方より、六ヶ所村から途方もない放射能が出ると知り驚いた、これは福島のベントによる放出とどう違うかについて、ベントとは関係なく、33京ベクレルはクリプトン85で、希ガスの仲間であり、完全なガス体。燃料棒の中に閉じ込められているので原発からは出てこない(金属に穴が開くと出る)。再処理は、ウラン、プルトニウムを分離する作業で、金属の被覆管より取り出し、そこでクリプトンは出てしまい、ガスで取れず、捨ててしまうのでこれが出るのです。出すことを予定して出すのです。

 クリプトンは、零下153度にしたら液体になり取れますが、お金がかかるので六ヶ所村はクリプトンを全部捨てるのです。

 イギリス、フランスでも、同じであり、再処理したら環境に出してしまい、地球の大気はクリプトン85で汚れているのです。イギリス、フランスで工場の周りでは、日本の使用済み燃料をイギリスのウィンズケール、フランスのラ・アーグで処理し、ウィンズケールは広島原発400発分のセシウムを通常運転で海に流しているのです。福島事故で大気に出たセシウムは、日本政府は168発分というが、それ以上のものをウィンズケールは流しているのです。

 近藤さん、クリプトンの除去の技術について聞かれ、日本政府は160億円で開発してできるのに、やるのにお金がかかる+クリプトンを閉じ込めるのにお金がかかる=出してしまえとなったのです。

 クリプトンはガス体で、呼吸してもまた出るのです。体には蓄積せず、弱いベータ線しか出ない。しかし、全地球の大気がクリプトンで汚され、無視していいものではないのです。

 再処理で、他に出るものもあり、工場の周りの人の健康は、ウィンズケールは、子供の白血病の増加が統計的に分かり、それが再処理工場のためか、まだ論争が続いているのです。なら、イギリス、フランスは対策を取っているかについて、アイリッシュ海、イギリスの内海であり(日本海みたい)、ここの海産物は汚れ、アイルランド政府はウィンズケールの停止を求めているのに、イギリスはここで儲けているので止まらないのです。

 再処理工場で、使用済み燃料がたくさんあり、大地震で冷やせなくなったら大変で、発熱するので冷やさないといけない使用済み燃料が、プールを循環させないといけない。電源がないとプールの温度が上がりエライことになり、再処理工場の燃料ははるかに多く、事故になればエライことになるのです。

 再処理工場は原発と同じ規制なものの、周辺に放射性物質を捨てるのに濃度規制があり、原発は液体なら原子炉を冷やす海水を大量に使い(1秒に70トンの海水を引き込み7度上がる)、これで薄めたら原発は捨てられる。しかし、再処理工場は放射能を薄められず、こちらは濃度規制を外す!トリチウムを、原発で捨てるなら毎日100万トンの水が要り、沖合何kmに流して、海で薄まる規制にしているのです。

 今日も小出先生のお話をお送りいたしました。
続いて、北朝鮮情勢に関して、アジアプレスインターナショナルの石丸次郎さんのお話がありました。国民の厳しい生活に旱魃が追い討ちをかけている中、金正恩元帥はどうするのか、側近の参謀が失脚するなどの状況もあり、その状況です。石丸さん、スタジオでの出演です。

 金正恩氏と一緒にいる女性、奥さんで、朝鮮中央通信で露出され、昨日夫人と公式に発表され、遊園地視察の模様で腕を組む状況が報じられ、日本、韓国でも奥さんが出たと話題になり、これが北の意図、メディア戦略で、北は7/15に軍のトップ解任、これは大変な出来事で、権力闘争があった、政権基盤に問題があり、正恩政権の安定問題になり、様々な問題が出る。その中で、政権は安定していると、カムフラージュの意図があるのです。

 リスナーから、夫人が急遽しつらえたのではとの指摘、夫人は偽者ではないが、夫人の報道はイメージ戦略、料理人の藤本さんが北に行き、明日以降藤本さんが日本のテレビに出てくる。北のゴタゴタの可能性があり、軍トップの解任は粛清で、北はそれでも団結していることのアピールなのです。

 リスナーより、正恩氏20代、実際のトップは軍部が持っているのではないかとの質問に、29歳、西側も知る今時の20代,王子であり、日本、韓国の20代と変わらず、金正日の死により国家、軍のトップに立ち、政治、軍を統括できず、周りが補佐するのが常識的な考えで、実際は正日の妹、弟が最大の実力者で、粛清された参謀も加えてサポートしたかったが、それがうまくいかず、参謀解任で、実態は正恩氏は操り人形に近いと石丸さん見られているのです。

 権力闘争は正恩氏の取り合い、リーダーは一人で、決定権はリーダーが決め、他に指導者はいらない。正恩氏をクーデターで落とすのは難しく、正恩氏の位置の取り合いをしていて、北の経済は悪く、原因は3つあり、社会主義のやり方の破綻、開放していないこと、北の利権が分断され、軍は軍の利権、党は党の利権になり、利権を各機関が押さえて譲らず、国家経済がうまくいかないのです。正日氏の死により、遺訓統治をするのに、新しい局面で、軍は軍の利益を守りたい、そうすると経済も伸びず、正恩体制派、内部の経済難がアメリカより脅威(軍すら食べられない)、体制のために経済再生が必要で、リ・ヨンホ氏が邪魔になり、強い軍隊が正恩氏を担ぎ操りたいとなり、ロイヤルファミリーに危機感を持たせて、軍のトップが粛清されたわけです。

 近藤さん、指導者が若いと、世代交代になるが、その要素について聞かれて、石丸さん、正日時代は年寄りが多く、昔の功のある人を残していた。しかし2009年に人事入れ替えをして、リ・ヨンホ氏を抜粋した。世代交代のトップがリ・ヨンホ氏で、それを電撃交代、健康上の理由と信じている人はいないのです。

 リ・ヨンホ氏の解任を各国察知できず、準備周到に電撃辞任、その力がロイヤルファミリーにあったのです。

 リスナーより、北の農村、地方の様子について質問があり、石丸さん、北の内部の取材パートナーより、平壌はきれいで、いい服を着てモノもあるが、北の2000万人の血と汗で作ったもの、北の富をピョンヤンに集中しており、ピョンヤンには飢えた人はいず、外国の人が行っても実態は見えない、北はそれなりにやっていると見えるが、一般の人は大変、南部では餓死者が出て、今年は金日成100年で、それにお金を使うと北の国民の犠牲を強いる、1日1食のトウモロコシしか食べられず、給料、食料の出ていない人もいて、ピョンヤンのみきれいでも、いずれ北の崩壊の危機感がロイヤルファミリーにあるのです。

 リ・ヨンホ氏の粛清、意外に北の国民は肯定的で、軍にあまりに好き勝手、金を与えてきて自分たちがしんどい。それで、軍の粛清に好意的で、90年代に飢饉で体制が危機になり、それで軍を支えることになり、そのやり方に国民は不満を持ち、軍のトップ交代で、ロイヤルファミリーと軍の対立は庶民には分からず、変化を求める国民に、期待感を持たせるものがあるのです。

 中国も、改革開放を求めてきたが、それで経済難を克服できず、さらにアラブの春を見て、警戒し、また改革開放は周辺国との関係改善=軍の役割が減る、だから軍が反対したのです。

 変化があっても国民がおなか一杯食べられることはなく、北が大きく変わることに注目しないといけないのです。近藤さん、北で大変な変革、動きがあり、それがどの方向に行くのか、日本に、アジアに、世界に影響し、情報収集して日本が何をするのかを詰めるべきと言われました。今岐路にあると言うのです。

 北朝鮮情勢、石丸さんのお話をお送りいたしました。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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