08 02

たね蒔きジャーナル20120802

8/2 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の二木一夫さんの案内で放送されました。東電OL事件、再審が確定で、マイナリさん、喜んでおられます。

 原発のニュース、原子力規制委員会、田中氏が29万円を受け取っていたことを国会で報告、しかし規制の枠内で問題ないと言うのです(ヲイヲイ!)。田中氏の人事案の際に金はもらっていないとしていたのに、3つの団体よりお金をもらっており、他に3人も受け取っているのです。
 輿石氏、規制委員会の人事案、党議拘束の対象とするというのです。しかし、党内で反対論があるのです。

 志賀原発の活断層、資料が残っておらず、保安院は調べるように指示したのに残っていないのです。

それで、小出先生のお話、議院運営委員会で
、規制委員会の田中俊一氏、原子力はコントロールできると言っており、小出先生、もちろん正反対の意見で、田中氏、推進の旗を振り、事故はないと言っていたのに、福島事故を見て謝罪の提言をして、それはいいものの、原発の抱える問題は事故だけでなく、核分裂生成物が出て、無毒化できない。それでもコントロールできると言うなら、傲慢だと小出先生言われて、規制委員会、法律改正で、基本法で安全保障に資するという言葉が入れられた=軍事用語、核は軍事的、政治的に平気と一体で、それでもコントロールできると言うなら、あまりにお粗末であるのです。

 田中氏、福島事故に対して謝罪しても、行動をしないと意味はない。これから原発をどうするか言わないといけないのに透明性を確保すると言ったのみ、原発をどうするか言わないといけないのです。

 二木さん、田中氏は大飯の安全性は不十分といい、なら停止させよ!それを言わずに委員長になる、原子力村はしぶといのです。

 リスナーの質問で、福島から出たストロンチウム、10都県で検出で、300km飛散した、事故から1年以上なのにストロンチウムの検出に時間がかかるのかについて、ストロンチウムの毒性は、被爆の最大は大気圏内核実験で、出来た放射能をばら撒いた、地球は放射能で汚れ、どれから被爆したかはストロンチウム90である。福島ではセシウム137が最大ですが、核実験でストロンチウムが出て、セシウムと同量で、カルシウムと同じ挙動を取り、骨にたまる。すると、抜けずたまり、被爆をずっとする。セシウムはカリウムと同じ挙動を取り全身に行き渡る。カリウムは代謝して、セシウムも代謝されるので、70日でセシウムは半分に減るのです。しかしストロンチウムは骨に入ると出ず、危険なのです。白血病を引き起こすのです。セシウムは骨にいかず、全身に行くので問題なのです。

 ストロンチウムの飛散、遠くに飛ぶのは当たり前で、特別重くない、塵について飛ぶので、核実験では全世界に飛んでいる。ストロンチウムが遠くに飛ぶのは当たり前で、それが公表されて、今更驚くことではない。ストロンチウムはセシウムより圧倒的に少なく、小出先生はセシウムに注意して欲しいのです。また、分析時間は1年以上はかからないが、ストロンチウムの分析は試料作成に1週間もかかり、測定は大変でやらなかったのです。大気中のストロンチウムはセシウムの1/1000で、これよりセシウムに注意すべき、しかし、ストロンチウムは水に溶けやすく、海に流れて、海産物はセシウムだけでなく、ストロンチウムも測定しないといけないのです。

 今日は田中氏とストロンチウムのお話でした。
続いて、厚生年金基金の積立金が1.1兆円不足し、286基金が代行割れ、という事態に関して、この問題のプロ中のプロの方のお話がありました。AIGの預かった2000億円が消え、厚生年金基金の問題、社会保険労務士の藤原郁子さんがスタジオでのお話です。

 年金のこと、企業年金と厚生年金、厚生年金基金の3つについて、皆さん混同され、企業年金は退職金を年金で受け取る制度(会社が出して積み立てる、企業のやる私的な年金)、厚生年金はサラリーマンの年金で、給料から保険料を引かれるもの、公的なもので、国に周り、国からもらうもの。厚生年金基金は、厚生年金と企業年金が合体したもので、この基金を企業年金と思う人が多いが、国の制度が大部分で、代行年金とは、基金という組織(複数)が加盟する従業員の基金を運用して支払っているものです。保険料の一部が基金に入り運用される、厚生年金基金に入っている企業にいる人の年金は国ではなく基金からもらうものなのです。国に代わって支払う代行年金なのです。

 これ、国から支払ったほうが安心とも思われますが、この基金、1966年にあり、制度が貧弱で、退職金を年金として受け取りたいという要望のために作られた制度で、会社の出す金だけだと運用のパイが小さく、国の保険料をもらってパイを大きくして運用益を多くする、高度成長期の始まりにそういう考えが成り立つのです。国が5%で運用なら基金は9%となる、福利厚生も充実するものです。

 しかし、今景気が悪く、運用が失敗し、バブルがはじけるまでは9%での運用が可能で、積立金もたくさんあり、足りなくなる(代行割れ)はなかったのです。今足りなくなったのが代行割れで、本来厚生年金として支払われるものが足りず、マズイ。基金に入っているためにもらえない状態が代行割れなのです。

 このまま行くと、基金に入っている人は、年金額がもらえるかは将来のことで、一番は代行部分は国の年金、法律で決まっていて、勝手に減らせない。これを補填しないといけない、基金は最悪解散(潰れる)のです。入っている年金は、国の制度に戻り、しかし借金はきれいにして帰らないといけないので、100万円必要なのに50万円しかない場合、今は100万円に戻して払ってもらえるが、従業員は基金の解散で年金はもらえるが、戻るために「おみやげ」が必要で、耳をそろえて払わないといけない、会社が払えないと、今目の前にある危機になり、払えない会社は負債になり、その会社は倒産する。将来の年金の問題とともに、基金に加入する人の雇用の問題にも直結する、雇用か、年金か、なのです。

 基金を企業年金と思っている人もいるが、代行年金は厚生年金そのものであり、これを埋めるには会社が頑張るしかなく、年金倒産が現実に起こっているのです。

 厚生年金に入らない人、自営業の人も、知らないで済まず、どれだけ下げられるか、解散・廃止により、公的年金のプールの中で、みんなの共通の問題になり、損したものは埋めないといけない、保険料が不上がるかは一概ではないものの、誰かが払わないといけない、自営業も後始末に巻き込まれる可能性もある、広く薄く、皆で分かち合うということもあるのです。

 代行割れを起こす基金の処理をどうすべきか、今なら割れてもゼロではない、ゼロになったものを戻すのは大変だが、残っているなら、公的年金に戻ったほうがいい。積立金は運用して、基金に残る金もあり、公的に運用するお金はあり、ゼロよりはまし。しかし早くしないといけない、先送りしてゼロからだと最悪であり、制度を廃止して、基金を解散するのか、悲鳴を上げているところを一緒にするのか、どうするかは早く決めないと、ゼロを一杯にするのは大変、7割残っていたらまだマシ、残っている間に何とかしないと、負担が大きくなるのです。

 これ、AIGだけでなく、皆に関る問題であり、年金が不安になるのです。代行割れは国の制度委託であり、早く国が結論を出さないといけないのです。リスナーより、「年金のジュリー(オリンピックの判定員)が欲しい 判定員」という一句もあり、二木さん、どうしてこんな仕組みが複雑なのかとコメントがありました。

 今日は、藤原さんの年金のお話をお届けいたしました。
スポンサーサイト
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する

tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

池田知隆公式サイト
http://ikedatomotaka.main.jp/
E-mail; PEB00015@nifty.com

大阪自由大学サイト
http://kansai.main.jp/

プロフィール
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
カレンダー
カウンター
QR

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ