06 07

原発ー小出情報汚染水について20110607

6・7(火)毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、<小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の話です。ラジオを聞き起こしたものが友人から送られてきました。詳細は小出非公式ブログをご覧ください。http://hiroakikoide.wordpress.com>
 
小出先生のお話です。汚染水のことで、たまっている汚染水をどうするか、もう溢れるラインであり、汚染水を浄化する装置を急ピッチで作り、15日完成というものの、期待したいが、東電の対策は期待はずればかりで、難しい。設計上は上澄みの液の放射能濃度が1/1000~1/10000に薄まると言うのですが、もともとの濃度が猛烈に高く、1/1000にしても環境に放出は出来ないのです。海に捨てられないのです。敷地内の汚染水はものすごい汚染で、低いものなら1/10000になれば流せるものの、大半は1/10000にしても捨てられません。
1/10万~1/100万にしないと環境には流せない、1/10万にする施設はよそにもありません。技術的に、100あったものを全て捕まえられない、99.9は捕まえられるが、もともと高濃度で、やるほど装置がダメになる性格なのです。装置も汚染されるし、ゼオライトなどの鉱物もすぐに劣化して使えなくなります。1回使ったゼオライトはセシウムで一杯になり、使えなくなる、次のシステム、取替えが必要で、ゼオライトにセシウムが付いてそれに人が近づけなくなる(必ず被曝する)のです。システムで、浄化は出来ないのです。


 小出先生の、コンクリートブロックを周囲に作ること、これも手付かずであり、漏れている汚染水停止には、コンクリートの壁は炉心がメルトダウンで、冷却不能、外から水を入れて汚染水を作るより、壁を作って地下水の汚染を防がないといけない、しかし、今ある汚染水を処理しないと、それも無理なのです。


 浄化装置、溢れる前にと言うものの、これは間に合うではなく、汚染水は海、地下に流れてしまっているのです。コンクリートは割れており、水は外へ出ているのです。汚染水をくみ出さないといけないのです。


 リスナーより、政府がIAEAに報告する文書で、メルトダウンではなく、メルトスルーの意味についてで、小出先生、メルトスルーと聞いて笑われて、融けて貫通した、東電のデータを信用したら炉心の半分は形があると思っていたが、5/15以降、炉心が全部融けてしまい、圧力容器も融けて、格納容器も融ける、それもメルトスルーと言い、それを政府も認めたのです。


小出先生も指摘しており、圧力容器の底にある燃料が格納容器の底に堆積と政府は言うものの、これは判断が難しく、格納容器に水がどれだけ残っているか、であり、水があっても、2800度で融けるウランがあれば、格納容器の底も穴が開いていると、小出先生の指摘です(圧力容器16cm、格納容器3cm)、格納容器に残っている可能性は少ないのですが、政府は認めておらず、対策の遅れになる、格納容器の底が抜けていないなら、循環式冷却の可能性はあるものの、格納容器に穴が開いていたら、冷却はダメです。


 燃料の温度の推測、今はつかない(計測器が死んでいて、正確な情報がない)、格納容器内の放射線量も参考になるのに、70%壊れていたと言っていたのが全滅となり、判断も難しいが、建屋の地下に水が漏れていて、格納容器は底が抜けている模様なのです。


 今回はまた貴重なお話でした、明日もお知らせいたします。
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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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