09 28

たね蒔きジャーナル20120928

9/28 永岡です、毎日放送のたね蒔きジャーナル、ついに最終回、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。近藤さん、今日は大阪に来られての出演です。水野さん、リスナーと一緒に番組作りの出来た3年と言われて、多くのリスナーからのメッセージがあり、それを全部紹介したいと言われたほどです。リスナーの中にはラジオ番組のすごさをネットで知ったと言われる方もあります。また、東京からのニュースが当たり前の中、考えが変わったともありました。
東京と大阪、近藤さん、人の良い話を聴きたいので、いい時間であった、ゴージャスな時間であったとも言われました。戦争・原発が気になる、同じ思いの人が増えて共有したいというリスナーもあり、世の中がおかしくなると、自分の人間らしさに気づくと近藤さん言われました。リスナーの、ここは譲ってはいけないとの声が強いのです。



 民主と自民の人事、近藤さん、もともと民主党らしさがあったのかは分からないが、過半数を割らないだけ、過半数を割ると不信任で、そのために全体の融和を図る輿石氏で行くが、人間らしさを民主党に求めたいのに生臭いと近藤さん言われました(泣)。自民党も、心に響くものがないのです。崇高な理念がなく、政治に関心を持つ気持ちを続けないと離れるのです。

 山口市議会、オスプレイが市街地を飛んだと、遺憾を示す決議を全会一致で可決です。しかし防衛省は日米関係に抵触せず、全ての運用は合意に従っていると言い、山口は反発。近藤さん、下関でこの始末なら、沖縄だと、構造的差別の状況にあり、オスプレイは沖縄が日本に復帰して良かったのかという問題を提起すると言い、自民も民主も集団的自衛権と言い出し、安保が大切と言い、なら沖縄の人はどういう立場になるのか、沖縄を平和の島にしたいという山になると言われました。



 原発のニュース、青森の大間原発の工事が再開で、枝野氏、着工済みの原発は認めると言い出し、事故後原発建設再開は初めて。電源開発の幹部が青森を訪れ、青森は認めるものの、北海道は反発しています。福島の教訓だと、立地自治体だけでなく、他にも放射能が行き、函館は北になるのです。「規制庁 直ちに再開 初仕事」というリスナーの一句もありました。近藤さんはお墨付き機関だと批判されました。



 たね蒔きジャーナル時事川柳大賞、たね蒔きは構成作家なしで、川柳が構成作家になるほどです。水野さん、皆さんに助けてもらったと言われました。近藤さんの選ばれたのは、月間大賞は「大臣が 宣言すれば 不安増し(オスプレイ&原発のこと)」、水野さんは「オスプレイ 誰が止めれば 止まるのか」を選ばれて、そして年間時事川柳大賞は「マニフェストに ないものだけが 先決まり」でした。たね蒔きが民主党政権を見てきた3年の集大成です(泣)。



 水野晶子のどないなっとるねん、最終回は、ジャーナリズムそのものを考えるために、「大阪ジャーナリズム」をテーマに、新聞うずみ火の代表、矢野宏さんのお話がありました。実は、たね蒔きジャーナルの第1回放送はうずみ火の事務所から放送されているのです。その模様がうずみ火のブログにあります。

http://uzumibi.no-blog.jp/diary/2012/08/post_96b3.html

 矢野さんは私も良く存じており、そういう方が最終回のゲストとは奇遇です。スタジオで矢野さん、近藤さん、水野さんとお話です。大阪ジャーナリズムという言葉は、近藤さんの先輩が作り、東京とは異質のもので、誇りのあるもの。東京は官から与えられ、大阪は現場で取る狩人である。しかし、大阪は橋下氏のニュースが多く、転換期と言われました。

 大阪ジャーナリズムを語るに欠かせないのが黒田清さん、水野さんもよく一緒に飲まれたそうです。その黒田さんの思いを受け継ぐうずみ火の矢野さんです。たね蒔きの1回目、うずみ火と連携してやったのです。小さなビルですが、伝えようとする思いが熱かったのです。

 黒田さん、伝説の新聞記者で、70~80年代に活躍し、読売大阪社会部を率いて、事件に強く、愛国心、民主主義とかで大型連載をやっていたのです。東京から黒田軍団と言われて、リスナーより、読売の中で黒田さんが阪神ファンを貫いたのと黒田さんの反骨とは関係あるのかと訊かれて、黒田さん阪神と阪急が地元で好きで応援していたのです。近藤さんは事件、お笑い、タイガースと言われて、離せないのがタイガースなのです。これは東京では難しく、暇もないのです。

 黒田さん、読売で「窓」を作られて、1980年に作られて、読者の手紙を入れて、合いの手も入れるもので、大阪弁で記事を書いた最初の人なのです。「窓」はたね蒔き開始のときに、発信だけでなく、リスナーの声も聞く、「窓」の精神もたね蒔きもあるのです。大阪ジャーナリズムのエポックなのです。「月、我を見る、我、月を見る」なのが「窓」であり、読者と記者が照らしあう場であり、読者とのキャッチボールの企画なのです。

 この「窓」にあった物語、少年の交通事故、「大きい車どけてちょうだい」と、小1の子が交通事故で亡くなり、半年後に母親がやっと手紙を書いて、便箋6枚、黒田さんはこれを全部載せろとなり、大特集で、亡くなった子の最後の一言を載せ、相手は犬か猫を轢いたと言い、それを聴いて黒田さん全部載せたのです。近藤さんは、情味のある企画であり、黒田さんは「情」という言葉が好きなのです。交通事故、本人には世界が終わる出来事で、しかしマスコミには単なる情報になり、この情味がない。溢れる前に処理され、矢野さん、お子さんが巻き込まれた交通事故は2段(普通なら没かベタ)で、しかし黒田さん、便箋6枚載せて家族の悲しみを載せて、それが事故を防ぐものなのです。人の感情から伝える、それが大阪ジャーナリズムなのです。

 近藤さん、大阪ヤクザの抗争で、地下街に新聞が貼られて、本日の抗争何件、というのも大阪ジャーナリズムなのです。

 リスナーより、大阪のマスコミ、無条件に橋下・維新を喝采するのかという指摘もあり、矢野さんその通り、新聞・テレビの大阪ジャーナリズムは死んだ、橋下氏の礼賛記事で、選定委員に竹中氏が決まったのを伝えるのがニュースかと言われました。読者が読みたがるという意見もあるのですが、近藤さん、橋下氏は権力であり、ジャーナリズムは権力と対峙してナンボであると言われました。権力を批判せず情報を垂れ流すので批判されるのです。その際に中立とも出て、近藤さんも矢野さんも中立は言い訳、ニュースは本質、事実を拾って伝えるものだと言われました。本質に切り込むほど、権力側からうっとおしくなり、それが勲章、誰が泣いているのかと矢野さん言われました。

 水野さん、阪神・淡路で、被災地に入り、取材陣が自分たちの不幸を見たいのかと批判され、しかし黒田さん、被災者が涙を流してよく来てくれたといわれ、水野さんそれを見て雷に打たれたようなものであった。黒田さん、同じ目線で飛び込み、やくざの炊き出しでも飛び込み、矢野さん冷や汗もの、それが黒田さん良く来てくれた、なのです。人間味、情なのです。

 矢野さん、たね蒔き最終回、ありがとうございました。私も、書き起こし、パソコンと格闘して、これだけ手ごたえのあるお話は稀でした。リスナーより、聞いてよかった、原発の反対ゲストは1回だけとの指摘もあり、しかし、推進派に声をかけても出なかったのです。



 最後に、近藤さんの、幸せの雑学、近藤さん、書いて考えるといい、さらに聞いて考えるのも大事.オバマ氏、中東和平で聞くことから始めろと言い、アメリカは命令から始めるものばかりと言って、近藤さん打たれた。今、重苦しい空気で、一刀両断の意見が喝采を浴び、しかし世の中は複雑で一刀両断では出来ず、100人に100通りの意見があり、記者は書くからではなく、聞くから記者であり、ほとんど全て聞くこと。権力を持たない丸腰で、聞く力がないとジャーナリズムは成り立たない。近藤さん、特集でゲストを呼ばれて、近藤さん聞く、いろいろな顔を思い浮かべ、ゴージャスな時間で、水野さんがいかに聞くかということが問題。一つの答えが出たら次の質問というのは近藤さんは下手で、水野さん、一つの答えを受けて次の質問につなぎ、聞いてなめらかに耳に入る。

黒澤明監督の、俳優には相手のことをよく聞けと言われて、相手の言葉から自分のせりふが出る、相手の言葉からせりふが出るといい、インタビューもそうであり、聞いて、疑問をぶつける。高倉健さんのインタビューも水野さんの流れで聞きたかったのです。ローマの休日、王女のことを書かなかった心意気について、近藤さん考え、そして金本選手、金本にとって野球とはと聞かれて、2,3割の充実しかなかったが、そのため7,8割苦しむ野球人生と、聞いて近藤さん良かったのです。

 幸せの雑学、新番組の金曜にあるということです。



 これまで1年半、私のたね蒔き書き起こしを行い、多くの方から励ましをいただきました。水野さん、リスナーから種をもらったのと事です。たね蒔きは終わりますが、私の脱原発へ向けての闘いは続きます。皆様方、これからもよろしくお願いいたします。




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tomo

Author:tomo
ジャーナリスト、池田知隆のブログです。最近の記事、イベント情報などを掲載しています。

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